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テーマ性ある演奏届ける セントラル愛知響が公益社団法人化

2021年6月1日 16時00分 (6月1日 16時00分更新)
定期演奏会で指揮する角田鋼亮=名古屋・伏見の三井住友海上しらかわホールで

定期演奏会で指揮する角田鋼亮=名古屋・伏見の三井住友海上しらかわホールで

 愛知県尾張地方を中心に活動を続けるセントラル愛知交響楽団が、4月から公益社団法人になった。今後は寄付が受けやすくなり、収益改善が期待される。2019年から常任指揮者を務める角田鋼亮(つのだこうすけ)は「音楽は、人間がより人間らしくあるために必要なもの。社会に対して、オーケストラやクラシック音楽がどうあるべきかをこれまで以上に深く考え、知られざる名曲を発掘して存在感を示したい」と意気込む。 (花井康子)

常任指揮者・角田鋼亮 より深く、存在感を

 〇九年から一般社団法人として活動を続けてきたが、寄付が集まりにくく、演奏会の入場料や依頼公演の演奏料などの収入で活動費をまかなってきた。公益社団法人になると、寄付する側に税制上の優遇措置が適用され、社会的な信用度も高まる利点がある。
 公益化して最初の定期演奏会は五月十四日、名古屋・伏見の三井住友海上しらかわホールで開いた。バッハ作曲の音楽の捧(ささ)げものから「六声のリチェルカーレ」で幕開け。編曲はヴェーベルン。多様性を感じさせる、点描的な演奏を響かせた。このほかブラームスの交響曲第四番なども披露した。
 バッハは、二一年度に開催する定期演奏会を貫...

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