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ネットいじめ 善悪説くより考える 議論のためのマンガ教材完成 

2021年5月31日 16時00分 (5月31日 16時00分更新)
女子版 舞台は吹奏楽部

女子版 舞台は吹奏楽部

  • 女子版 舞台は吹奏楽部
  • 男子版 SNSで事態展開
 インターネット上でのいじめについて考える中高生向けのマンガ教材を、関東学院大の折田明子准教授(情報社会学)らが制作した。いじめはちょっとした行き違いから起きるもの。ネット空間で「やっていいこと」「悪いこと」の知識を学ぶのではなく、自分ならどうするかを考え、他者と話し合うことに重点を置いている。 (小嶋麻友美)
 教材は男子中心と、女子中心の二種類。女子生徒バージョンは吹奏楽部が舞台で、主人公は部活に遅れがちな友人と、責任感の強い部長との間で板挟みになる。遅刻は家庭の事情であることを知っているが「個人情報だから」と主人公は話せず、部長は他の部員たちと会員制交流サイト(SNS)で相談。結果的に仲間外れの形になった友人は、部活に姿を見せなくなり−という設定だ。
 男子バージョンも、SNSでのささいなやりとりが、思いもよらない事態に発展する。どの登場人物も絶対的に悪いわけではなく、それぞれ心の動きがこまやかに描かれ「読む人によって状況の見方や気づくことが異なり、それを自分の言葉で説明することで他人との違いがあぶり出せる」と折田さん。読んだ上で、誰に共感したか、主人公はどう行動すべきだったかなどを...

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