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<なんしん見聞録> 阿南・興亜エレクトロニクス 子会社「あさげの里」設立 農業で”畑違い”の挑戦

2021年5月30日 05時00分 (6月4日 15時47分更新)
田植えをする「あさげの里」社員。同社は米をはじめ20種類近くの農産物の生産に取り組む=阿南町新野で

田植えをする「あさげの里」社員。同社は米をはじめ20種類近くの農産物の生産に取り組む=阿南町新野で

  • 田植えをする「あさげの里」社員。同社は米をはじめ20種類近くの農産物の生産に取り組む=阿南町新野で
  • 「あさげの里」の畑で芽を出したセンブリ=阿南町新野で
  • わら細工の技術を磨く社員=阿南町新野で
 機械部品製造の「興亜エレクトロニクス」(阿南町)が農業に取り組んでいる。同町新野を拠点に遊休農地で多様な作物の栽培や工芸品づくりといった新分野に挑み、地域振興を図る。昨年末には、農業専門の子会社「あさげの里」を設立。五月、新会社として初めての田植えを迎えた。
 社長の小池宣貴さん(46)が「いよいよ米作りの季節。うまく実ってほしい」と、社員の乗る田植え機が計八十アールの水田を青々とした苗で埋める様子を見守る。
 興亜エレクトロニクスは一九六九年の創業以来、阿南町や泰阜村などで、抵抗器などの工業製品を製造。地域に密着し、地元での雇用を続けてきた。地域の少子高齢化が進み、遊休農地が増える中、地域産業の保護により人口と地元雇用を維持するため、小池さんを中心に地域共生推進室として、昨春から畑違いの農業に着手した。
 二〇年は実験的に二十アールほど借り上げた遊休農地で米やトマト、トウモロコシなど約十五品目を作り、社内で販売した。二一年に向けて事業を本格化するため、十二月、「あさげの里」として独立。農地を二ヘクタールまで広げ、サツマイモやレタスなど新たに四品目を増やした。今年は新野にある道の駅「信州新...

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