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<湖国の現場2021> 保護者負担軽減に「通勤通学バス」 東近江・湖東地区で来春にも通年運行

2021年5月30日 05時00分 (5月30日 10時53分更新)
 子どもらを自家用車で駅などに送迎する保護者の負担を減らそうと、東近江市湖東地区(旧湖東町)の住民が主体となり、来年4月にもバスを通年運行する準備を進めている。「陸の湖東」ともやゆされるマイカー利用が根強い地区で、住民の関心を高める努力が続いている。

試験運行されているバス=東近江市内で

 ある夕刻、路線バスが並ぶJR能登川駅前のロータリーに一台のマイクロバスが乗り付けた。車体には「湖東地区通勤通学バス」の文字。高校生ら三人の客を乗せ、出発した。
 「親から『乗ってくれ』と頼まれました」。同地区から能登川方面へ通学する高校二年の女子生徒が、バスに揺られながら明かしてくれた。
 この生徒は、能登川方面へのバスが出ている近江鉄道八日市駅か、直接高校まで、出勤前の母親に送迎してもらっている。日によっては午前七時半に登校しなければならず、母親は午前五時半起きという。「両親共働きなので送迎は頼みづらい」と表情を曇らせる。
 こうした保護者の負担を減らすため、地区まちづくり協議会では今月、住民の要望が多かった同駅までを結ぶバスの試験運行を始めた。市のコミュニティバスもあるが、本数や停留所が多いわけではなく、若い世代の移住定住や、遠方への通勤通...

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