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古いペットボトルが多数残留 四日市大・千葉教授ら員弁川ごみ調査

2021年5月30日 05時00分 (5月30日 05時00分更新)
員弁川沿いで見つかったペットボトルのごみ=千葉教授提供

員弁川沿いで見つかったペットボトルのごみ=千葉教授提供

 四日市大(四日市市)の千葉賢教授(沿岸海洋環境学)らが、員弁川下流でペットボトルごみを回収し、販売年代を調査したところ、1990年代後半のボトルが複数見つかった。ペットボトルは自然分解されるまでの時間が長く、ごみとしてポイ捨てされると環境中に長く残ることが裏付けられた。千葉教授は「よりリサイクルを進める必要がある」と訴えている。30日は「ごみゼロ」の日。
 (梅田歳晴)
 昨年五〜十月に員弁川上流、中流、下流の六カ所の計二十四ヘクタールの対象面積で、計五百三十本のペットボトルを回収。ボトルメーカーなどでつくる業界団体に協力を仰ぐなどして、販売期間を割り出した。多くが五百ミリリットルのペットボトルだった。
 下流で回収した三百八十本のうち、九〇年代後半のペットボトルは十一本あった。二〇〇〇〜〇九年は各年十〜二十本、一〇年代は同十五〜三十五本、二〇年は六本だった。ペットボトルの形状を残したまま川べりの草むらにまとめて見つかるケースが多かった。
 PETボトルリサイクル推進協議会によると、一九年度の国内のペットボトル販売量は二百四十五億本。国民一人あたり年間で二百本以上を買った計算になる。リサイク...

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