本文へ移動

服部幸応 料理学校校長、料理評論家

2019年11月29日 02時00分 (5月27日 03時53分更新)

写真・市川和宏

◆今こそ各家庭で食育実践しよう

 料理学校の校長、料理評論家として知られる服部幸応さん(73)。学校の経営に携わりながら、年間約五十のコンテストの審査をこなす。「食育基本法」制定に尽力。「持続可能な開発目標」(SDGs)は食育を通じて達成できるものが多いと講演を精力的に行っている。欧米化した食事や食品ロスなど食の問題は多い。食育を各家庭で実践する時が来たという。
 -東京五輪・パラリンピックで各国から選手が日本に来ますが、食事に対する取り組みは。
 ロンドン五輪の手伝いでおすし屋さんやおそば屋さんを連れてパーティーを開きました。そこで五輪のレガシーはオーガニックと聞きました。日本に帰って調べてみると、日本のオーガニック耕地は約一万ヘクタールでした。なんと英国の約六十分の一です。それでもロンドンの選手村は全ての食材をオーガニックで賄うことができませんでした。リオも同じです。
 トップアスリートの食事はオーガニックなんですね。抗生物質などを使った牛肉を食べると、ドーピングに引っ掛かることがあるため気を付けています。
 そうしているうちにIOC(国際オリンピック委員会)のロゲ会長(当時)が六年前に「T...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

おすすめ情報