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ブッポウソウ 撮った! 七尾で田谷さん 能登での目撃はまれ

2021年5月29日 05時00分 (5月29日 10時52分更新)
木に止まり餌を探すブッポウソウ=七尾市内で(田谷樹さん提供)

木に止まり餌を探すブッポウソウ=七尾市内で(田谷樹さん提供)

 七尾市山間部に絶滅危惧種に指定されている野鳥ブッポウソウが飛来しているのを、日本鳥類保護連盟会員の田谷樹(たつき)さん(52)=同市中島町藤瀬=が確認、撮影した。県内では加賀地方を中心に分布が確認されているが、能登での目撃情報は珍しいといい、田谷さんは「能登の自然環境が豊かなあかしだ」と話している。
 ブッポウソウは「近い将来に野生での絶滅の危険性が高い」として環境省、県のいずれのレッドリストにも掲載されている。県によると、全身は光沢ある青みがかった緑色で、くちばしが赤いのが特徴。能登地方では七尾市と羽咋市の一部地域、輪島市沖の舳倉島で分布が確認されている。
 田谷さんは1週間前に、ブッポウソウが木に止まって餌となる虫を探している様子を発見。それ以来、同じ場所で少なくとも2羽いるのを確認しており「つがいとみられ、定着はほぼほぼ確実。営巣している可能性もある」と指摘。「まさかこんな身近にいるとは思わなかったので、結構興奮しています」と語った。
 7月まで繁殖期に当たるため、県は分布場所を特定したり、刺激したりしないよう求めている。(稲垣達成)

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