本文へ移動

【レスリング全日本】17歳藤波朱理 53kg級初の世界選手権切符「想像するだけでワクワク」連勝記録『75』に

2021年5月27日 22時50分

このエントリーをはてなブックマークに追加
女子53キロ級決勝 入江ななみ(下)を破り、優勝した藤波朱理(代表撮影)

女子53キロ級決勝 入江ななみ(下)を破り、優勝した藤波朱理(代表撮影)

 レスリングの全日本選抜選手権が27日、東京・駒沢体育館で始まった。東京五輪代表組が不在の中、女子53キロ級ではパリ五輪の星と注目を浴びる藤波朱理(17)=三重・いなべ総合学園高=が世界トップクラスの先輩レスラーを準決勝、決勝と連破して優勝。初の世界選手権(10月・ノルウェー)代表を決めた。
 決勝では2019年55キロ級世界2位の入江ななみ(26)を圧倒した。左右の揺さぶりからの高速タックルで得点を重ね、藤波が10―0でテクニカルフォール勝ち。「いつも通りと言い聞かせ、冷静に試合を進めた」。シニアデビューとなった昨年12月の全日本選手権に続く優勝で、いとも簡単に世界切符を射止めてみせた。
 日本レスリング協会によると、藤波が最後に敗れたのは17年全国中学選手権決勝。以降は4年間、国内外19大会で優勝を重ね、連勝は「75」まで伸びた。この日準決勝で藤波に敗れた18年世界女王の奥野春菜(22)は「今の自分のレベルで藤波選手と比べるのは恐れ多い」と表現した。
 着実に進化している。全日本選手権ではタックル後に攻めあぐねる場面もあったが、今大会では確実に得点につなげた。「きょうは足に触ったらポイントを取ろうと意識した」。長い手足で守りでも相手の攻めを完封。攻防でスキがなくなった。
 初の世界選手権へ、「想像するだけでワクワクする。藤波は強いなと思わせたい」と屈託なく笑う。24年パリ五輪を目指すレスリング界の至宝。その連勝街道に終わりは見えない。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ