小西美加 元女子プロ野球選手

2020年4月17日 02時00分 (5月27日 03時53分更新) 会員限定

写真・佐藤春彦

◆性別と関係なくワクワクを共に

 幼少期にあこがれて始めた硬式野球の世界でプロになり、球団の設立にも携わった小西美加さん(36)。こだわり続けた女子のプロリーグで、主に投手として活躍したが昨年末に退団。「最後のアウト一球まで、プレーごとに感動がある」ととりこになった野球の魅力を伝える活動に本腰を入れる。
 -硬式野球との出合いは。
 三歳年上の兄が少年野球のチームに入っていた影響で、私もしたいと思っていたのですが、最初、女の子はだめと言われて。でもある日、投げているのを見た監督がほめてくれ、初の女子選手として入部させてくれました。小学三年生で入ってすぐに「コントロールがいい」と投手に選ばれ、四年生ではエースに。キャプテンにもなれました。
 周りからは「なんで女なのに男のスポーツをしてるの」という目で見られ、悔しかった。野球は男らしくしなあかんと思って、髪を短くして、男の子みたいに振る舞いました。当時は女子トイレに入るのも恥ずかしいような気持ちでした。
 中学になり、硬式野球リーグのトライアウトを受けました。三十人くらいの中で成績は一番良かったのに、監督から「入るなら丸刈りにして」と言われた。親か...

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