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マダイ再会 福井・三国沖

2021年5月27日 05時00分

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乗っ込みマダイを手にVサインの倉家さん。一緒に写っているのは永田さん

乗っ込みマダイを手にVサインの倉家さん。一緒に写っているのは永田さん


 この季節になると、産卵前のマダイが釣りたくなる。越前で乗っ込みが始まり、船中100匹超の日もあるという情報をゲットして11日、乗合船で福井・三国沖に出た。重いシンカーを忘れてきてしまい、タイラバは不発だったが、ジグで53センチのオスのマダイを仕留めることができた。
 福井港九頭竜ボートパークに午前8時集合で7時到着。「ブルーズ丸」の井坂船長によると、前日は午後3時からの短時間で50〜60センチのマダイが3匹来たという。釣り座は話し合い。私は船長のそばでアドバイスをもらえる釣り座にした。走ること25分、水深88メートルからの流し釣りだ。
 この時期は根周りではなく、砂地に乗っ込んでくる群れを狙う。「100〜150グラムのジグ、タイラバでやってみて」のアナウンスでスタート。ビギナーグループも乗船しており、アタリが出ても巻き続けること、早合わせは禁物であることなど、船長からの入念なアドバイスがあった。
 三国沖ではブリやワラサ、大型のヒラマサも回ってくるので大物用タックルも1本用意したが、基本はマダイ狙い。柔らかなタイラバ用タックルに100グラムのタングステンシンカーで攻める。スカートとネクタイはボリュームのあるものがいい時もあれば、ネクタイだけのものが当たる時もある。リトリーブは基本ゆっくりで、時折速くして変化をつける。
 私にも開始30分でアタリ。この釣りはマダイが反転して走りだす時に強烈な引きを感じるので、そこでスプールを押さえながらゆっくり合わせるのがコツ。なかなかそのタイミングをつかめない時は、魚が小さいか外道であることが多い。もういいだろうと合わせると軽い引き込みで25センチのレンコダイ。塩焼きにしようとキープした。
 私から見えない釣り座の人がタイラバでマダイ35センチを釣ったようだ。船長は何度も小移動を繰り返し、乗っ込みマダイの群れを見つけては船を止めてくれる。それでも潮の流れが緩いせいかヒットに持ち込めない。「そんな時は早く巻いて魚を反応させると、群れごとルアーに付いてきてスイッチが入ったように連発することがある」と船長は言うが、うまくいかない。だが、越前は海の色も景色も素晴らしい。久々に海上の人となり、心が癒やされた。
 これで釣れれば言うことなしとタイラバを巻き続ける。この日はスピニングタックルで臨んだが腕が疲れてきた。ベイトタックルも用意し、交互に使えば疲労を軽減できたのにと後悔した。
 午前中は船中マダイ1匹のみ。正午を回って潮の流れが変わった時、私の隣の女性アングラー・倉家由希さんにヒット。船長の指示でほかの乗船者は仕掛けを上げた。取り込まれたのはマダイ45センチだった。「食べて一番おいしいサイズ」と船長はご機嫌だ。シンカーは150グラムとのこと。私の100グラムでは、潮が流れ始めると浮き上がってヒットゾーンを捉えられない。あいにく私は重いシンカーのケースを忘れてきてしまった。150グラムのジグで挑む。
 習性から導かれたマダイジギングの攻略法は、激しいアクションは加えず、ただゆっくり巻くこと。シャクリを入れると釣れない。ジグの頭にフックをつけることの多い最近のジギングだが、マダイの場合はリアに付ける。マダイは追いかけながら捕食することが多いため、ほとんどがリアに掛かってくるらしい。そんなアドバイスも船長はしてくれた。
 私の落としたジグに待望のアタリ。いつ合わせたらいいか、もどかしい時間が続いたが、十分な重みが伝わったタイミングでゆっくり大きく合わせた。するとズシッとした重みが乗り、まずまずのサイズだと分かった。緩めておいたドラグが鳴り、フックアップしたマダイに走られたが、ジギング用タックルでスムーズに上げられた。

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