ときわ藍 漫画家

2020年4月24日 02時00分 (6月24日 09時51分更新) 会員限定

写真・太田朗子

◆苦しみ抱く人に寄り添う作品を

 十四歳でデビューし、最近は「ドラえもん」映画の漫画化も任された話題の十代漫画家、ときわ藍さん(19)。実は学校になじめず、人の視線が気になっていつもマスクをしていたという。そんなときわさんが自らを解放したのが漫画の世界。今は同じように生きづらさを抱える子どもたちの力になる作品を描きたいと言う。
 -どんな子どもだったのですか。
 とにかく学校が苦手。小学生のころから、常に生きづらさみたいなものを感じてきました。ずっと絵を描いているような子どもでしたし、母子家庭でお金がなくてゲーム機なども持っていなかったので、同級生の話についていけなかった。
 一番つらかったのは中学時代です。二年の時、周りの空気に全く溶け込めなくなりました。授業でも、ある先生にずっとしごき倒されて。やがて人が私のことをどう思うか、そればかりが気になり、人の目を避けたくていつもマスクを着けるようになりました。
 いじめはありませんでしたが、変わり者で触れてはいけない人と見られていたと思います。家に引きこもって、ひたすら絵を描いていましたね。
 -漫画との出合いは。
 最初に読んだのは「ドラえもん」をは...

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