橋本会長「安心安全な五輪開催の準備進んでおり皆さまに実感していただくには一層の情報発信努力が必要と認識」
2021年5月26日 17時38分
東京五輪・パラリンピック組織委員会の理事会が26日、東京都内で開かれ、橋本聖子会長(56)は冒頭で「安心安全な大会開催のための準備は着実に進んでいるが、都民国民の皆さまにとって安全で安心できる大会を私たちがどのように開催しようとしているのか、皆さまに実感していただくには一層の情報発信の努力が必要だと認識している」とあいさつした。
また、橋本会長は組織委会長就任に伴い国際オリンピック委員会(IOC)関連団体の「国際オリンピック休戦センター」の理事に就任することを報告し「五輪パラリンピックを通じて世界の平和を希求することは、他のどのイベントにもない価値。休戦期間は五輪開幕1週間前からパラリンピック閉幕1週間後までだが、平和という理想にまだ遠い現実に生きている人々にとって、せめてこの59日間でも平穏を求める唯一の救いとなるのではと思う。東京大会はコロナ禍というかつてない状況に直面している。世界共通の課題に挑戦し、乗り越えるヒントを世界に発信し、レガシーとして後世に残すことが使命でもある大会でもある。残り2カ月、万全な準備を行い大会を成功させたい」とあいさつを締めくくった。
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