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食の復興、フランス人シェフがPR 福島の生産者と交流

2021年5月25日 16時00分 (5月25日 16時00分更新)
マスクを一時外し、イチゴを試食するコルビさん(右から2人目)とクラピエさん(左端)=3月下旬、福島県南相馬市で

マスクを一時外し、イチゴを試食するコルビさん(右から2人目)とクラピエさん(左端)=3月下旬、福島県南相馬市で

  • マスクを一時外し、イチゴを試食するコルビさん(右から2人目)とクラピエさん(左端)=3月下旬、福島県南相馬市で
 東京電力福島第一原発事故後の「食の復興」に向け、日本に住む有名フランス人シェフらが一役買おうとしている。福島県の農家を訪ね、フランス料理や菓子の新たなレシピを考えて農産物などの魅力をアピール。生産者や識者は、その発信力に期待を寄せている。
 「ゆでると甘く、生だと辛味が効いていてどっちでもいける。最高」。三月下旬、同県いわき市の「ファーム白石」。パリや東京の名店で総料理長などを務め、東京・新橋でレストランを経営するドミニク・コルビさん(55)が、白石長利さん(40)のキャベツの脇芽に感嘆の声を上げた。
 料理のアイデアがすぐに浮かんだ。「肉を中に詰めた“ファルシ”はどうかな」
 東北の生産者や食産業を支援する「東の食の会」とNPO法人「エティック」が企画した福島訪問ツアー。コルビさんと、東京・渋谷の「トランクホテル」シェフパティシエ、ジャンセバスチャン・クラピエさん(39)が、トマトやイチゴなどの生産者と交流した。
 本宮市の米農家「御稲(みいね)プライマル」の後藤正人社長(41)は「品質を知ってもらい可能性を広げたい」と笑顔を見せた。
 福島の農産物は検査で安全を確認して出荷されているが、販...

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