本文へ移動

今も旬、料理指導 穴水カキ 画面越しアピール 町職員「消費拡大へ」

2021年5月24日 05時00分 (5月24日 10時33分更新)
アプリを通して穴水のカキを紹介する中島一成さん(左)ら=穴水町大町で

アプリを通して穴水のカキを紹介する中島一成さん(左)ら=穴水町大町で

  • アプリを通して穴水のカキを紹介する中島一成さん(左)ら=穴水町大町で
  • オンラインで開かれた料理教室の様子
 ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」で県内外の参加者をつなぎ、穴水町産のカキをPRするイベント「オンライン牡蠣(かき)まつり」が二十二日開かれた。町内では飲食店「能登バルAZ(アズ)」などを会場に町職員や漁師が「穴水のカキは四〜五月も身の入りが良い」と紹介した。
 町とJTBコミュニケーションデザイン(本社・東京都港区)が共催し、四十九人が参加した。
 メインイベントは家事代行会社「タスカジ」(同港区)の家政婦すずきよさんが講師の料理教室。希望者二十六人にはあらかじめ穴水のカキが届いており、アプリを通してすずきよさんの指示を受けながら、ワイン蒸しやパエリアなど四品を作った。
 新型コロナウイルスの影響で、町では約十万個のカキを消費する「雪中ジャンボかきまつり」が中止となるなど、消費が低迷したため、オンラインでのイベントを企画した。町職員らは「カキの旬は一般に冬ですが、穴水湾は水深が深く、ゆっくり育つため春にかけてもおいしい」と説明した。
 町観光交流課の中島一成課長補佐(45)は「穴水のカキは県外への流通が少ない。これを機に全国に発信し、次のシーズンの消費拡大や業者の生業につなげていきたい」と話した。
 カキ養殖漁師の河端譲さん(47)=同町岩車=は「準備ではどういう形になるか分からない部分もあったが、港で水揚げしたばかりのカキを見てもらうことができ、やってよかった。売り上げの向上にもつながった」と喜んだ。(日暮大輔)

関連キーワード

PR情報

石川の新着

記事一覧