【前橋競輪・G3開設記念】小倉竜二がゴール前差して、通算8回目のG3優勝 3回目のG1制覇へ意欲
2021年5月23日 22時01分
前橋競輪のナイターG3「開設71周年記念 三山王冠争奪戦」は最終日の23日、12Rで決勝戦が行われ、清水裕友の仕掛けに乗った小倉竜二(45)=徳島=がゴール前差して快勝。通算8回目のG3優勝を飾った。2着は清水裕友が確保し、3着に中四国勢を追走した阿部力也が入った。
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2度あることは3度ある。小倉が清水のまくりに乗り、ゴール前鋭く抜け出した。「前が強いので付いて行っただけ。全部、清水君に助けられた」と感謝した。レースは目まぐるしく激しい争いとなったが、後方からホームで仕掛けた清水がバックでまくると竹内の番手から発進した吉田敏と2センターは並走状態。直線に入りねじ伏せたが、清水マークの小倉が最後は突き抜けた。これで2日目から清水の番手に付くと、3連勝で優勝をもぎ取った。「完全Vみたいなもんですね」と笑顔をみせた。
G3は2017年9月の向日町記念以来、3年8カ月ぶりの優勝。その時に「先輩から最後だって言われて祝ってもらったが、自分はもう一度取りたいと思っていた」。その思いは努力とともに結実した。次の狙いは当然G1。「SSゴールデンコンビに付いて行ければ…」。33バンクで3度も清水を差した決め脚があれば、3回目のG1制覇も夢ではない。
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