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<湖国の恵み 食をみつめて> (10)長浜・イタリアン焼きそば

2021年5月24日 05時00分 (5月24日 05時00分更新)
長浜のソウルフードのイタリアン焼きそば=長浜市元浜町で

長浜のソウルフードのイタリアン焼きそば=長浜市元浜町で

  • 長浜のソウルフードのイタリアン焼きそば=長浜市元浜町で
  • イタリアン焼きそばを作る広瀬さん=長浜市元浜町で
 定番の焼きそばに、イタリアンの名がつく。一見「絶対に合わない」と思う組み合わせだが、一口ほおばれば不思議と懐かしい。ソース焼きそばにミートソースという独特のマッチングに、やみつきとなる。
 明治元年創業の老舗「茶しん」の看板メニュー。半世紀以上にわたり愛され、今や長浜のソウルフードに定着した。夕方の営業が始まる午後五時には、開店を待っていた客が続々と入る。店長の広瀬直樹さん(43)は「昔からのファンの方々に来てもらい、支えられている」と語る。
 創業当時は店の名前の通り、あんみつなどを出すお茶屋だった。やがて名前はそのままに、中華そばや定食なども提供する食事処に。その変遷の中で、三代目の直治郎さん(故人)がイタリアン焼きそばを開発した。
 新メニューの開発に熱心だった直治郎さん。全国の名物料理をメニューに取り入れようと、各地の料理店などと交渉した。現在提供している暫(しばらく)(大判焼き)やイタリアン焼きそばと二枚看板のホワイト餃子(ぎょうざ)も、直治郎さんが神戸や千葉の店に行って教えを乞い、ラインアップに加えた。イタリアン焼きそばも、新潟の名物を取り入れた。
 もともとは、当時メニューにあ...

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