【大相撲】照ノ富士、貴景勝を撃破も…優勝に届かなかった遠藤「しっかり体と付き合うことができた」
2021年5月23日 20時16分
◇23日 大相撲夏場所千秋楽(両国国技館)
決定戦まで駒を進めることはできなかった。もろ差しで前に出て行った遠藤。正代を土俵際まで追い込んだが、左からすくわれて体を入れ替えられると、押し出されてしまった。初優勝の可能性はあっけなく消滅した。
「勝負の世界なので勝つこともあれば、負けることもあると思います」。それでも照ノ富士、貴景勝を破っての11勝は立派。2019年名古屋場所以来4度目の技能賞受賞もうなずける。
「しっかり体と付き合うことができました」と言うように、古傷の膝などをしっかりケアして15日間を乗り切った。来場所は再び番付を上げて、上位陣総当たりとなることが予想される。「しっかり体を整えて、稽古して頑張るだけです」。準ご当地と言える名古屋でも土俵を大いに盛り上げてみせる。
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