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新聞紙でテント おうちキャンプ

2021年5月23日 05時00分 (5月23日 15時07分更新)

<<堀井編集長が挑戦!>>

 新型コロナウイルスの感染拡大で自由に屋外レジャーが楽しめない中、自宅でキャンプ気分を味わう「おうちキャンプ」が注目されている。室内にテントを張ったり、ベランダにキャンプ道具を広げたりするこの遊び。でも、本格的な道具がなければできないのだろうか・・・。いや、新聞紙があればテントだって作れる!堀井聡子編集長(31)が、会社で新聞紙テントを作ってみた。(堀井聡子)

**材料はこれ**

 ①輪ゴム、ひもなど しばる物 ②新聞の朝刊 7~10部 ③テープ

【STEP01】 骨組みを作る

 新聞紙四枚を開いて重ね、左の辺を上の辺に合わせて折り、三角形を作る。斜めの辺からくるくる巻いて短い棒を作り、巻き終わりをテープで止める。これに、四枚開いて重ねた新聞紙を棒につなげるように巻きつけてテープで止め、長い棒にする。これと同じ長さの棒を四本作る。両端は折り曲げてテープを巻く。
 長い棒の片方の先を四本まとめて輪ゴムなどで縛り、ピラミッドのような形に立てる。
 さらに、新聞紙四枚で短い棒を四本作り、長い棒同士を短い棒でつなげ、テープで固定する。
▽「骨組みが完成。何だかテントっぽくなってきた!」⇒ ⇒ ⇒骨組みできたけど、実はミスを・・・
 実は長い棒の作り方を間違え、短い棒二本をくっつけて長い棒を作っていました。私はこのときまだ気付いていません。

【STEP02】 新聞紙を貼る

 三角形になっている四面のうち、三面に新聞紙を好きなように貼り付け、屋根を作る。同僚の高橋雪花せつか記者(27)が、休憩時間に手伝いに来てくれた。
▽屋根の部分には、写真が映える紙面を使って彩りを添えて・・・。私は4月のポプレスを貼ってみた!

□□ついに完成□□

 完成!あれ、ちょっといびつ・・・。実は、新聞紙を貼っている途中で骨組みが曲がり始めた。そこで、模造の葉をあしらってアクセントに。クッションと、マット代わりのブランケットを置くと、そこには秘密基地のような、私専用テントが出現した。

◇おうちキャンプ 注意点は?
「炭・まき じか火の用品は ✕」

 おうちキャンプをする際はどんなことに注意すればいいのか。日本キャンプ協会事務局の担当者は「安全面から炭やまきによるじか火のキャンプ用品は使うべきではない」と指摘した。調理する場合はカセットこんろなど家庭用の物を使う。
 ただ、集合住宅のベランダは火気厳禁。ベランダでキャンプ用品の使い方を誤り、事故につながった例もある。製品評価技術基盤機構(NITE)によると、2019年にベランダで二口ガスこんろを使い、カセットボンベとの接続部分を破損したため、漏れたガスに引火する事故が起きた。
 また、災害時の避難経路となっている集合住宅のベランダでは、消防法で経路を妨げてはいけないと決められている。蹴破り戸になっている隣室との仕切りの前や、避難用はしごを下ろす場所に物を置いてはいけない。テーブルやいすを置いてキャンプ気分を楽しむ場合は、配置やベランダの広さを考える必要がある。
 近所への騒音や匂いも要注意。日本キャンプ協会の担当者は「一般的なキャンプでは周りの人や自然、動物に配慮しながら自由な時間を過ごす。おうちキャンプはご近所へ配慮して」と注意を促した。
※新聞紙テントづくりは、三重県の子育てウェブマガジン「ワイヤーママ」の動画を参考にしました

・・・ほりいの深ぼり・・・
制作1時間半「自分だけの空間」

 制作時間は1時間半。大人1人やっと入れるサイズは、「自分だけの空間」という感じがする。クッションの上に座ったり、テントから顔を出して寝転がって読書したり。軽くて持ち運びできるので、ベランダのそばに置けば風が当たって気持ちよさそうだ。
 屋根の新聞は、全面広告など好きなページを選んで貼っても面白そう。最小限の新聞で作るより、余分に新聞を用意してページを選べると良いかもしれない。
 キャンプの雰囲気を演出するため、百円ショップで模造の葉やステンレス製のマグカップ、電池式ランタン、1人キャンプの癒やしとしてリスの置物を購入した。小道具をどう使うかは腕の見せ所だ。
 テントを見た他部署の女性からは「かわいい!」とうれしい声も。一方、撮影してくれたカメラマンは「上司の話を聞きたくないとき、ここにこもったら」と笑っていた。それ、おうちキャンプならぬ会社キャンプでは…。

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