本文へ移動

秘仏開帳まで1年、願う平安 近江八幡・観音正寺で伝承法要

2021年5月23日 05時00分 (5月23日 05時00分更新)
実行委のメンバーに委嘱状を手渡す岡村住職(右)=近江八幡市安土町石寺の観音正寺で

実行委のメンバーに委嘱状を手渡す岡村住職(右)=近江八幡市安土町石寺の観音正寺で

 聖徳太子の創建と伝わる西国第三十二番札所の観音正寺(近江八幡市安土町石寺)で二十二日、伝承法要が営まれた。来年五月二十二日には、修復中の秘仏、千手観音菩薩(ぼさつ)の開帳を控えており、新型コロナウイルスの流行が収束し、開帳が無事迎えられるよう祈った。 (松瀬晴行)
 観音正寺は一九九三年五月二十二日、本堂を焼失し、本尊も失った。再興には長い時間を要し、二〇〇四年五月二十二日、落慶法要を営んだ。伝承法要は「焼失と復興を忘れない日にしよう」と岡村遍導住職(54)が中国、チベット、インドから持ち帰った法灯をともし、毎年続けている。
 来年の開帳に合わせて、没後千四百年を迎える太子の御遠忌大法会を営むことから、伝承法要の後、大法会の実行委員会を組織するメンバーに、岡村住職が委嘱状を手渡した。
 実行委は太子伝説が残る近江八幡、東近江、日野、竜王の二市二町の関係者が中心で、連携して地域の魅力を再発見する取り組みを本格化させる。
 開帳に向けては、昨年五月二十二日に、秘仏の胎内に願文を納める式があった。来年四月二十日には、千二百段を超える石段を上って秘仏を寺へ運び込み、開帳に備える。開帳の期間は同十二月...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報

滋賀の新着

記事一覧