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覚醒した「フィジカルモンスター」駒大FW宮崎鴻がゴール量産でチームを日本一へ導く

2021年5月22日 11時34分

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リーグ戦6試合で5ゴールをマークしている駒大FW宮崎(右)。G大阪入りしたDF佐藤瑶らと昨季の戦いでわたり合うことができ、自信をつかんだ(©JUFA/Reiko Iijima)

リーグ戦6試合で5ゴールをマークしている駒大FW宮崎(右)。G大阪入りしたDF佐藤瑶らと昨季の戦いでわたり合うことができ、自信をつかんだ(©JUFA/Reiko Iijima)

◇関東大学サッカー「旬の男たち」
 覚醒した感がある。駒大FW宮崎鴻(4年・前橋育英)は、第6節まで進んだ第95回関東大学サッカー1部リーグ(東京中日スポーツ後援)で現在5ゴールを記録し、得点ランクで首位に並ぶ。
 日本人の父とオーストラリア人の母との間に生まれ、184センチ、85キロと体格に恵まれた。高校時代から「フィジカルモンスター」の異名を持つ。
 「空中戦での競り合いが一番得意です。前線での体を使ったパワフルなプレー、球際の強さだったりが自分の魅力だと思います」
 駒大でのデビューは1年時の春と早かったが、高校時代から指摘されてきた弱点を克服できず、その後、出番を失った。走力に難があり、プレーが安定しなかったのだ。
 「AチームからCチームまで落ちて、どん底でした」
 しかし、2年時の夏の遠征で晴れ間が見えた。暑い中、「死ぬかもしれないと思いました」と振り返るほどのきつい連戦をこなし切った。そのおかげで運動量が明らかに増え、「みんなから『メチャクチャ走れるようになったじゃん』と言われました」。
 献身的で「体が大きい割には足元の技術もあります」。あとは走力だったが、それが備わり、昨季は主力に成長した。リーグ戦20試合に出場し、3ゴールを挙げた。
 「去年は楽しいシーズンでした。佐藤瑶大選手(明大→G大阪)や森岡陸選手(法大→磐田)といった、それまでスタンドで見ていた、すごいディフェンダーたちと互角以上にやり合えたので、手応えを感じました」
 迎えた今季は、フィジカルで相手を圧倒するのはもちろんのこと、「リーグ戦で10点は取りたいです」と得点も貪欲に狙う。最終的に目指すのはチームの日本一。前橋育英3年時の全国高校選手権で頂点に立っているが、当時はサブに甘んじ、歓喜の裏で悔しさも味わった。「駒大では絶対的な存在になりたいです。自分でつかみ取ったという感覚がほしいので、自分のゴールでチームを勝たせて優勝したいです」と勇み立つ。
 さらには、その先の世界を見据える。高校の同期2人が卒業後にプロになり、大学進学組では4人の来季プロ入りが内定済みだ。「負けていられません」と彼らに続くつもりでいる。

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