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平成生まれ初の横綱へ一直線だ!照ノ富士が2場所連続4回目の優勝に王手!!【大相撲】

2021年5月21日 21時00分

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照ノ富士(左)が寄り切りで逸ノ城を下す

照ノ富士(左)が寄り切りで逸ノ城を下す

◇21日 大相撲夏場所13日目(両国国技館)
 200キロの逸ノ城をグッと踏み込んで受け止めた。照ノ富士(29)=伊勢ケ浜=は冷静だった。左上手を引くまで無理はせず、自分の体勢になるとすかさず一気の攻めで寄り切った。土俵下で結びの一番を見届けた照ノ富士。貴景勝が敗れ、2敗が消えた。これで王手。口を真一文字に結んで花道を引き揚げる。気合が入った。14日目の遠藤戦で2場所連続4回目の優勝に挑む。
 「そうですね、よかったと思います。力を出すことしか考えていなかったので、勝ててよかったです。一日一番、精いっぱい頑張ります」。優勝に王手をかけても、取組後のリモート取材ではいつものように多くを語らないが、優勝となればこの6場所で3回目。優勝制度ができた1909年6月以降の15日制で、13日目終了時点で2差をつけてから逆転された例は一度もない。11日目の妙義龍戦でまげをつかんだ反則負けさえなければ、この日に優勝が決まっていたのは今さら言っても仕方がないが、過去のデータからも照ノ富士の優勝は揺るぎない。
 場所前に尾車親方(元大関琴風)が「勝ち越しとかを目標に置かないで、俺たちの中から優勝しなくちゃ駄目だという目標を立てて臨んでほしい」と4大関にハッパをかけたが「やる限りは上を目指して」と公言し続けている照ノ富士はそもそも志が違う。
 けがや病気で序二段まで落ちながら、それを乗り越え、23歳の勢いはそのままに精神的なたくましさを増している。平成生まれ初の優勝、平成生まれ初の大関と時代を切り開いてきた。残りは一つ。平成生まれ初の横綱しかない。

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