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LTで狙える深海の高級魚アコウ! 鹿島新港「桜井丸」から出船

2021年5月20日 05時00分

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いかに追い食いさせられるかがコツ。うまくすれば針数パーフェクトなんてことも

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  • いかに追い食いさせられるかがコツ。うまくすれば針数パーフェクトなんてことも
 常磐・鹿島沖のアコウ(本紙での呼称、現地ではメヌケ)が好調だ。「やってみたいけど本格的な深場釣りはハードルが高くて…」と思われるかもしれないが、鹿島沖ではライトタックルでOK。針数も5本程度だから、深場ビギナーでも安心して挑戦できる。「でもそろそろ梅雨に入りアコウも終盤?」と思いきや「夏場もOK、鹿島沖は一年中狙うことができますよ」と船長のうれしいお言葉。それならば行くっきゃないでしょう! では鹿島新港「桜井丸」からご案内〜 (中日釣ペン 粕川晃)

◆今は真沖狙い 別格の脂乗り

<釣り場&概況> 桜井丸がアコウを狙う場所は大きく分けて3カ所。北沖、真沖、南沖とあるが、現在は一番近い真沖を狙っている。航程は1時間ほどで、水深は400メートル前後がメイン。300メートルを切るような浅場(?)を流すこともあって、比較的に底ダチも取りやすく深場ビギナーにも釣りやすい。また海底は泥地状で根掛かりは、ほとんどない。オモリも350号ともなるとかなりの高価、ロストが少ない(ほとんどない)のもありがたい。
 現地では、釣り上げられると目が飛び出ることから総称してメヌケと呼んでいるが鹿島沖で釣れるのは、ほとんどが、その一種であるアコウダイで、北沖でわずかにバラメヌケが交じる程度だ。ただ、このアコウダイが他地区に比べ脂の乗りがよく「別物」の味わいで絶品。3〜5キロ級の良型も多く、数狙いというよりは価値ある魚を狙いすまして釣るイメージの釣り場だ。
 スペシャルゲストとしては20〜30キロ級のアブラボウズ、7月くらいからはマダラも釣れるようになるというから、こちらも楽しみだ。

◆オモリ350号 標準ハリス20号

<タックル&仕掛け> 図を参照。真沖を釣る場合はPE8号でオモリ350号が船宿規定。道糸は600メートル以上は巻いておきたいが、深場用の超大型リールでなくとも、ライトキンメ用、ライト深場用と呼ばれるサイズでOKだ。
 仕掛けは幹糸30号、ハリス20号が標準スペック。ハリスが太いように感じるかもしれないが、アブラボウズが釣れる可能性もあることやアコウならば水圧に負けて回転しながら上がってハリスがヨレることもあることから太いハリスが安心。
 「20号でも食いには全く関係ないよ」と桜井正雄船長だ。仕掛け図にある仕掛けは筆者が鹿島沖でよく使用するもので針数は7本(船宿規定で7本まで)。船宿仕掛けは幹間1メートル、ハリス50センチの4本針か5本針とより扱いやすくなっている。
 アコウは水中ライトやタコベイトなど光り物も効果的だが、サメやサバなどが多い時には外す臨機応変さも必要だ。タコベイトの色は赤や緑、黒ラメなど比較的おとなしめな色が最近は好結果のようだ。
 なお、鹿島沖では他所よりも投入回数は多いが(10回以上投入できることも)仕掛けは使い回せるので、仕掛けは3、4組あれば大抵事足りる。船上での購入も可能だ。
 餌は持参が基本だが、予約時に申し込めばイカ短やサバ短などを用意してもらえる。個人的にはイカとサバで十分と考えるが、アナゴやサケ皮、カツオのハラモなど特餌探しも面白そうだ。

◆右舷に並んでトモから投入

<釣り方> 桜井丸では右舷に釣り人が並び、船長の合図でトモから順に投入するスタイル。
 仕掛けの針数が少ないから船べりに針を並べて置いて(高性能マグネットの貸し出しあり)オモリを海中へ投げ入れることが可能で、慣れない人には中乗りさんがアシストについてくれるから安心だ。
 着底後は糸フケを取りオモリトントン状態でアタリを待つ。本命からのアタリは比較的鋭く「クンクン!」とハッキリと出る。アタリを感じてからは針数分を食わせるイメージで糸を送る。ただやみくもに送るのでなく、アタリを聞きながら枝間の長さ分ずつ送り込むのがコツだ。

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