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【ボクシング】井岡一翔、JBCの謝罪に怒り「そんなもので許せない」禁止薬物検出問題は『処分なし』

2021年5月19日 20時17分

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オンライン会見するJBC永田理事長

オンライン会見するJBC永田理事長

 日本ボクシングコミッション(JBC)は19日、昨年の大みそかに行われたWBOスーパーフライ級タイトル戦の尿検査で、王者の井岡一翔(32)=Ambition=の検体から大麻を含む禁止薬物が検出されたと報じられた問題についてオンラインで会見し、井岡には処分を下さないと発表した。
 弁護士とスポーツドクターによる倫理委員会が18日まで審議。検体の保管状況や検査手法、残った検体を警察へ提出して再検査ができなくなったことなど手続きに多くの問題があったことを指摘する答申を出し、19日のJBC理事会で違反は認められないとして処分なしを決めた。
 今回、試合の際の簡易検査ではA検体から大麻の成分に陽性反応を示したが、後に採取したB検体からは不検出だった。JBCはこれまで検体の保管方法を規定していなかった上、A検体とB検体で別の薬物が検出された場合の対応方法も定めていなかった。
 この日の会見でJBCの永田有平理事長は不手際を認め、近日中に井岡陣営へ直接謝罪するとした。警察には半量を残してくれるように要請したが、全量を使い切られたことも主張。自身を含むJBCの幹部が辞任することは考えていないことも明言した。
 東京都内で会見した井岡は「不正など一切していないし、ボクシングに対してそういう向き合い方をしていない。この1カ月で自分の人生かなり変わってしまった。自分だけでなく家族や子供にもSNSで誹謗(ひぼう)中傷があった」と心境を口にした。
 一方でJBCの対応には不満を感じたようで「正直、そんなもので許せない。会見も見ていましたが、僕や関係者に対して誠意が感じられなかった。今のJBCの下でやっていけるのかという気持ちがある」と怒りをのぞかせた。

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