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インフィールドフライと守道さんの頭脳プレー

2021年5月19日 05時00分

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 【質問】先日、インフィールドフライについて掲載されていました。かつて、高木守道さんがセカンドフライを、ワンバウンドで捕ってダブルプレーをとったのを見たことがあります。当時はこのルールはなかったのでしょうか。それとも私の記憶違いでしょうか(そうではないと思いますが)。守備範囲の広い守道さんのことですから外野近くだったのかもしれません。 (名古屋市 玉井千歳さん)
 【答え】現役時代に中日にいたとき、高木守道さんとはチームメートだったので懐かしく思い出しました。守道さんの信じられないようなスーパープレーは何度も見ました。質問にあるようなプレーは朝飯前です。ライナーを一歩下がってショートバウンドにして捕球してダブルプレーにするなど数々の頭脳プレーを見ました。
 インフィールドフライのルールはもちろん当時もありました。前回も説明した通り、打者はアウトですがインプレーなので、内野手が落球したときに走者が危険を覚悟で走るのはかまいません。走者が走れば、タッチプレーですが、ダブルプレーもとれます。でも、質問にある守道さんのプレーはそうではなかったと思います。インフィールドフライが宣告されない走者一塁だったのではないかと思います。
 こういうケースで、フライをワンバウンド捕球してダブルプレーをとったり、俊足の一塁走者と打者走者の足を比べて、瞬時の判断でワンバウンド捕球して、一塁走者を二塁で封殺したりもしていました。守道さんは、ボールが地面でどうはねるかもちゃんと計算してプレーしていたに違いありません。外野近くの打球でも、審判が内野手の守備範囲内と判断した時にはインフィールドフライは宣告されますが、あくまでも内野に限ったルールです。 (慶大野球部元監督)
 【水、土曜日連載】
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