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【中日】ガーバー抹消、代役は育成出身左腕・近藤廉だ!守護神ライデル不在に、勝利の方程式入り期待

2021年5月18日 06時00分

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中日・近藤

中日・近藤

 危機管理ウイークの幕開けだ。中日のマイク・ガーバー外野手(28)が17日、出場選手登録を抹消。打率1割5分6厘の新助っ人に代わり、育成出身ルーキー左腕の近藤廉投手(22)が昇格するとみられる。打線の底上げよりも投手陣の増強に踏み出すのはキューバ代表の絶対守護神、ライデル・マルティネス投手(24)が今週の6試合を終えた後に東京五輪・米大陸予選のためチームを離れることが背景にある。与田竜にとっての「新・勝利の方程式」づくりが始まる。
 ガーバーの代わりは野手ではなく投手だった。チーム打率2割2分9厘、1試合平均得点2・7点は、いずれもリーグ最低。それでも、首脳陣は得点力アップよりも「新・勝利の方程式」づくりを選択し、近藤昇格へとかじを切った。
 勝てる試合をものにしたい、との思いがにじむ。現在、8回の又吉と9回のR・マルティネスは固定されているが、R・マルティネスは24日に離日する予定。少なくとも数週間は続く守護神不在の戦いを見据え、救援投手陣の再建は不可欠だ。そこに投手1増の理由がうかがえる。
 ルーキーに白羽の矢を立てたのは、若手を積極起用する方針に加え、昨季の最優秀中継ぎ投手賞コンビの投球内容も影響しているとみられる。福は6ホールドで防御率3・00、祖父江は2ホールド、5セーブで防御率4・11と、ともに昨季ほどの安定感が見られない。
 ベンチ入り26選手の内訳は、多くの球団が「投手9、野手17」でやりくりしている。チームは今季、6回終了時点でリードした展開では13試合で10勝2敗1分け。R・マルティネス不在でも勝ち試合を拾うため「投手10、野手16」に踏み切る。
 近藤は育成ドラフト1位で入団し、3月末に支配下登録を勝ち取ったばかりの無名左腕だ。ウエスタン・リーグでは登板10試合で9イニング2/3を投げ0勝0敗2セーブ、防御率4・66。直球がスライダー回転する「真っスラ」が武器で、与田監督が「ボールがいろんな回転をしていて、非常に打ちづらそう」と評価したこともあった。
 実戦デビューした2月22日の2軍練習試合のDeNA戦(オキハム読谷)から4月8日のウエスタン・リーグの阪神戦(鳴尾浜)まで13試合連続無失点。直近2試合は無失点投球と状態は上向いている。支配下契約を結んだ3月30日の会見では「四球を出さないように、丁寧にストライクゾーンで勝負していきたい。一試合一試合、目の前の打者を打ち取ることに集中したい」と決意を語っていた。
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