若さはつらつ豊昇龍 朝乃山に続き正代も撃破 おじ・朝青龍に「怒られないように」!?【大相撲】
2021年5月17日 20時06分
◇17日 大相撲夏場所9日目(両国国技館)
前頭5枚目の豊昇龍(21)=立浪=が正代を外掛けで破り、2日連続で大関を撃破した。
若さ、勢いとはこういうものなのか。8日目に朝乃山から内掛けで大関戦初白星を奪った豊昇龍が、今度は正代を外掛けで破り大関連破。4日連続の大関戦を2勝2敗で締めくくった。
立ち合いでもろ差しになると、流れるような動きで外掛け。「狙ったわけじゃないけど、体の反応がよかったです。とりあえず、思い切り当たって、相手を起こせば何とかなるかなと。集中できてたんでよかった」。正代に反撃のすきすら与えない完勝だった。
豊昇龍の父が朝青龍のお兄さん。モンゴルにいる叔父さんからの連絡はないが、「たぶん見てると思いますけど。怒られないようにいい相撲を取りたい」。無言のプレッシャーがプラスに働いている。
八角理事長も「流れがいい。動きがいいからこういう相撲ができる。動きがいい相撲は見ていても面白い。先に先に動いている。(外掛けも)いい勘してる。自信ついたんじゃないですかね」とべた褒めする。叔父さんには「場所終わってから報告します」という豊昇龍。怖い叔父さんもきっと褒めてくれるはずだ。
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