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<しなのQ&A> 飯田の街はなぜ坂が多いの?

2021年5月16日 05時00分 (5月16日 16時17分更新)
「大根坂」と呼ばれる急坂を歩く飯田風越高生=飯田市で

「大根坂」と呼ばれる急坂を歩く飯田風越高生=飯田市で

  • 「大根坂」と呼ばれる急坂を歩く飯田風越高生=飯田市で
  • おしえてほっしー
  • おやっきー博士
 本紙県版の公式ライン「ユースク信州」に、飯田市上郷別府の会社員小宮山真司さん(42)から「飯田市はなぜ坂道が多いのですか」という質問が寄せられました。十年以上前に飯田市に転勤してきた際、不動産屋さんに「飯田は坂の街だよ」と言われ、驚いたそうです。県版キャラクターの「おしえてほっしー」が「おやっきー博士」に聞いてみました。 (寺岡葵)
 Q ゼエ、ゼエ…。どうして…飯田には…坂道が多いの…。教え…て…。

 A おやおや、飯田の坂道で息が上がっちゃったんだね。飯田市美術博物館専門研究員の村松武さん(62)によると、「伊那谷」と呼ばれる飯田下伊那地域や上伊那地域も、昔は平らだった。天竜川の両岸では、土地が上昇し、川が崖を削ることによってつくられる河岸段丘が多く見られる。さらに、山から平野に出るところにできる扇状地も、山の隆起や断層によって切れて崖ができ、それが崩れて坂になる。飯田の坂道は、河岸段丘や断層活動などが複雑に組み合わさってできたんだ。
 飯田市では中心市街地のことをよく「丘の上」と呼ぶが、村松さんによると、十万年前に噴火した御嶽山の赤土が流されずに残っていることから、その頃にはすでに「...

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