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看護業界 あなたの力を 県内医療機関 オンライン就職説明会

2021年5月16日 05時00分 (5月16日 11時52分更新)
カメラに向かって病院での働き方を紹介する職員=金沢市兼六元町で

カメラに向かって病院での働き方を紹介する職員=金沢市兼六元町で

「コロナ禍こそ患者さんの支えに」

 看護職や看護学生のための「ウェブ就職情報交換会」(県、県看護協会主催、北陸中日新聞後援)が十五日、金沢市兼六元町の県看護研修センターを拠点に始まった。県内の医療機関の職員らがオンラインで現場の仕事を紹介。人材の確保に向け、育成制度が整っていることなどをアピールした。十六日までに計四十六施設が参加する。(榊原大騎)
 新型コロナウイルス感染対策として、オンラインで実施するのは昨年八月に続き二回目。手探りだった初回に比べて参加は八施設増え、大半が現地から中継した。協会によると、看護業界では能登地方の病院や訪問介護を中心に人手不足が続いている。
 施設側はそれぞれ十分ほどの時間を使い、研修制度などを紹介。視聴した学生らは「准看護師の採用枠はありますか」「夜勤はいつからありますか」などと質問した。視聴者として、県内外の二百四十八人が事前登録している。
 参加した城北病院(金沢市京町)の藤牧和恵看護部長は取材に「コロナ禍だからこそ、患者さんの支えになりたいという方に来ていただければ」と強調。同病院でも新型コロナの患者を少数受け入れており、「コロナ病床の確保で一般病床が減り、救急や開業医の紹介を断る例がある」と明かした。同病院の従事者はすでに全員が二回目のワクチン接種を終えたという。
 協会の小藤幹恵会長は「病院の大小を問わず人材育成の態勢はしっかりしており、心配はいらない。看護のキャリアも多様化している」と語った。
 新型コロナの第四波が県内を襲う現状については「ウイルスに慣れてしまったこれまでのことをもう一度考え直さなければいけない」と、変異株の流行を念頭に危機意識を新たにする必要性を指摘。入院調整中の患者もいるが、「不安になることがないようケアをしっかりしていく」と話した。

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