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ケニア選手相手に先頭に立つ場面も…男子3000メートル障害で山口浩勢が日本人トップ2位 五輪切符手応え

2021年5月16日 06時00分

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水しぶきを上げて力走する山口(左)

水しぶきを上げて力走する山口(左)

 陸上の中部実業団対抗初日が15日、岐阜市の長良川競技場であり、男子3000メートル障害では昨年の日本選手権を制した山口浩勢(29)=愛三工業=が大会新となる8分32秒51で日本人トップの2位。東京五輪の出場権が懸かる6月の日本選手権へ、好感触を得た。
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 五輪を見据え、山口が積極的にレースを進めた。持ちタイムで上回るキプラガト(愛三工業、ケニア)のペースが上がらないとみるや、果敢に先頭に立つ場面も。結果的に優勝こそ譲ったが、大会記録を4秒近く更新。「レースが続き、疲労がたまっていた中での32秒。まずまずです」と自ら及第点をつけた。
 9日、五輪会場の東京・国立競技場でのテスト大会。山口は五輪参加標準記録(8分22秒0)に迫る8分22秒39の自己ベストで3位。8分17秒46の日本新を出した三浦龍司(順大)にも懸命に食い下がった。「終盤まで先頭近くで走れた。三浦君はラスト1周、2周のスパート力がある」と山口。中5日の短い間隔で臨んだ中部実業団でも、確かな底力を示した。
 19歳の三浦の台頭に引っ張られ、3000メートル障害のレベルは急速に向上。昨年から自己新を連発する山口も五輪代表争いの渦中にある。本番は6月24~27日の日本選手権。標準記録を突破して3位以内に入れば、切符が手に入る。
 「今の日本のメンバーは強い。優勝を狙っていけば、おのずとタイムは出る」。順調に試運転を終え、今後は母校の城西大で合宿に入る。悲願の五輪は手の届くところにある。
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