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<湖国の現場2021> 発電兼ねる「七夕いちご園」 米原の建築業者、遊休地活用

2021年5月16日 05時00分 (5月16日 05時00分更新)
それぞれの技術を生かしてイチゴを栽培する北村さん(右)と市村さん=米原市の七夕いちご園で

それぞれの技術を生かしてイチゴを栽培する北村さん(右)と市村さん=米原市の七夕いちご園で

  • それぞれの技術を生かしてイチゴを栽培する北村さん(右)と市村さん=米原市の七夕いちご園で
  • 星空イチゴ狩りを楽しむカップル=米原市の七夕いちご園で(園提供)
  • 屋根に太陽光パネルを設置したビニールハウス=米原市の七夕いちご園で(園提供)
 米原市世継に観光農園「七夕いちご園」が今年、オープンした。同市顔戸で建築業を営む匠堂が経営する。世継出身の北村卓造社長(44)が「地域を活性化したい」と地元自治会の空き地を活用して自社でハウスを建設し、農業のノウハウも一から学んだ。
 五年前「遊休地を活用して太陽光発電をやらないか」と声をかけられたのがきっかけ。しかし「農家の方々が長い間世話をしてきた土地が太陽光だらけになるのは寂しい」。地域活性化が図れて、作業の手間が少ない農作物を育てようと思い立ったという。
 腰を曲げずに仕事ができて、苗の手入れや収穫などの作業はパートを雇うことで地域の雇用も創出できると、イチゴを選んだ。昨年二月、自治会から土地を借りて本格的に始動。建築業で培った設計や建築の技術を生かして、自社でハウスを建設した。
 二十アールのハウス四棟が完成。屋根の東側と西側に太陽光パネルを設置、入り口側の壁は四つそれぞれ異なる色で塗られ、扉は木製でデザイン性が高い。
 農業経験ゼロの北村さんがタッグを組んだのは、宮崎県で栽培歴約九年のイチゴ農家市村渉さん(38)。出身地の神奈川県でイチゴの観光農園を開こうと準備中で、昨年九月末に...

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