井岡ドーピング問題「疑念だらけ」のJBC回答 畑中ジム困惑「本当のことが知りたい」WBOへの質問状検討
2021年5月15日 13時54分
ボクシングの畑中ジムが昨年おおみそか、所属の田中恒成(25)が対戦したWBOスーパーフライ級王者・井岡一翔(32)=Ambition=のドーピング騒動に関して日本ボクシングコミッション(JBC)に質問状を送付し回答を受けた件で、同ジムの畑中清詞会長(54)が15日、リモートで会見を開いた。
畑中会長は質問は3点だったと説明。
(1)倫理委員会のメンバーを開示してほしい
(2)1月からのドーピング問題の動きを開示してほしい
(3)いつごろ倫理委員会の結果が出る
だったという。長岡勤コミッショナー宛に送ったが、返答は永田有平理事長からで、中身も「全て納得できないものです」と話した。
(1)倫理委員会のメンバーを開示してほしい
(2)1月からのドーピング問題の動きを開示してほしい
(3)いつごろ倫理委員会の結果が出る
だったという。長岡勤コミッショナー宛に送ったが、返答は永田有平理事長からで、中身も「全て納得できないものです」と話した。
倫理委員会のメンバー開示については、審議に影響があるとの返答には理解を示し、「結論が出た後に必ずメンバーを開示してもらいたい」とした。ドーピング問題の動きは調査中のため結論が出るまで回答しないと伝えられたといい、「マスコミ等で報じられている通りならJBCに失態。公正かつ適切な判断を待ちたい」とした。検体を警察に渡したことや手順には「ルールにのっとってやってもらいたい。本当のことを開示してほしい」と訴えた。
畑中会長は「WBOの定める規定で、ドーピング検査をやってもらいたい」と言い、裁定が出た後は、WBOにも質問状を送る可能性も示唆。「本当のことが知りたい。疑念だらけです」と困惑の表情を浮かべ、裁定によってはJBCに対し、損害賠償などを含めた法的措置を取る可能性も口にした。
畑中ジムは井岡のドーピング騒動に関し、4月30日付でJBCコミッショナー宛に質問状を内容証明書で送付。5月8日にJBC側から回答を受け取ったが、「中身はゼロ回答でした」と不満を述べていた。
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