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県外にも広がれガッタンゴー 旧神岡鉄道発、廃線を自転車でGO

2021年5月15日 16時00分 (5月18日 14時24分更新)
神岡から送った車両で4月に開かれた「くまチャリ」の体験会=熊本県人吉市で(くま川鉄道提供)

神岡から送った車両で4月に開かれた「くまチャリ」の体験会=熊本県人吉市で(くま川鉄道提供)

  • 神岡から送った車両で4月に開かれた「くまチャリ」の体験会=熊本県人吉市で(くま川鉄道提供)
 岐阜県飛騨市神岡町で旧神岡鉄道の線路上をレールマウンテンバイクで走り、観光客に人気の「ガッタンゴー」。自転車などを組み合わせた神岡発のそのアイデア車両が今春、県外でも相次いで活躍を始めた。豪雨災害で全線運休中の熊本県のくま川鉄道と、群馬県の八ツ場ダム近くの廃線だ。「観光や地域振興の目玉に」と関係者の期待を集めている。
 (瀬田貴嗣)
 ガッタンゴーは、二〇〇六年に廃線となった神岡鉄道の線路を活用しようと、地元のNPO法人「神岡・町づくりネットワーク」が〇七年から運行している。車両は自転車二台と台車を組み合わせた手作りだ。神岡町の中心部や、渓谷沿いの自然を眺めながら往復で最長六・六キロを走る。
 熊本県のくま川鉄道がガッタンゴーに着目したのは昨年七月の豪雨災害がきっかけ。主に沿線の高校生らの通学手段として親しまれてきたが、球磨川に架かる橋が流失。さらに保有する車両全五両が浸水しエンジンが故障した。現在も全線運休中で復旧にはあと四、五年かかる見通しという。
 厳しい経営の中、運行する第三セクターの永江友二社長が「新たな収益源や観光スポットとして、運休中だけレールマウンテンバイクを導入できないか」...

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