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ファンは正代の横綱昇進を今か今かと待ちわびている。頑張らなければバチが当たる。ひと泡吹かせてほしいものだ【北の富士コラム】

2021年5月15日 05時00分

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高安(左)に上手投げで敗れた御嶽海

高安(左)に上手投げで敗れた御嶽海

  • 高安(左)に上手投げで敗れた御嶽海
  • 妙義龍(左)に押し出しで敗れた正代
◇14日 大相撲夏場所6日目(両国国技館)
 6日目は相撲終了後すぐに自宅に帰り、すぐに夕食を食べました。昼食が軽めだったので、放送中、腹がグーグー鳴ってしまいました。
 では今から原稿に入ります。腹の皮が突っ張ると目の皮がたるむというのは、どうやら本当です。猛烈に眠いです。睡魔と闘いながら書いています。先ほどまで見ていた相撲の内容は、はっきり覚えていません。もし間違っていたら御免なさい。
 御嶽海と高安の一番は良かったと思います。立ち合いから先手で攻めたのは御嶽海。高安は土俵際辛うじて残し、俵を伝ってうまく回り込みました。そして体勢を立て直し、左上手を引いて逆襲に転じ、必死に残す御嶽海を左上手投げで仕留めます。
 御嶽海は積極的に攻めましたが、もう一歩攻め切れなかったのは、多分に合口の悪さが出てしまったようです。高安は攻められても冷静に相手の動きを見ていました。好調な時は相手の動きが良く見えるのです。照ノ富士にピッタリ食らい付いてほしいと思います。どうですか、こんな感じの相撲内容だったとかすかに記憶しています。
 照ノ富士は新鋭、豊昇龍の挑戦を受けましたが、鎧袖(がいしゅう)一触全く相撲にしませんでした。「まだ3年早い」という感じでした。照ノ富士は強すぎます。貴景勝はくせ者、翔猿をよく見て、付け入る隙を見せません。動きは良くなってきています。彼にも何とか照ノ富士を追ってもらいたいところです。
 正代も朝乃山もともに負けて2敗と3敗になりました。三番負けると優勝から脱落したも同然です。そもそも負け方が気に入りません。
 朝乃山は平幕相手に十分の右四つで敗れたのは、あまりにも弱すぎます。毎日同じ事を言うのは私もイヤですが、立ち合いがまるで駄目です。顔付きもほとんど下ばかり見て、闘志が感じられないのが残念です。
 正代も平幕の妙義龍に一気に寄り切られた。定位置で立ち、一歩も動かないうちに土俵の外である。立ち合いの失敗と敗戦の弁を述べているが、失敗は立ち合いだけではあるまい。とにかく考えが甘すぎます。大関の自覚がまるでない。今場所は熊本から馬刺しも送ってきそうもない。どう責任を取ってくれるんだ。これは冗談。
 郷里のファンは正代の横綱昇進を今か今かと待ちわびているのだから、本気になって頑張らなければバチが当たる。何とか2敗を死守して照ノ富士にひと泡吹かせてほしいものだ。
 さて何とか書き終えました。正確とは言えないまでも、大体こんな感じじゃなかったかと思います。先ほどは急いで食べたので、食べた気がしませんので、もう少し食べます。行者ニンニクと鶏のもつを卵で閉じて親子丼の小盛を食べることにします。では中日はラジオの方でお会いします。(元横綱)
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