本文へ移動

国学院大20季ぶり2度目の優勝!打撃タイトル総なめの「破壊力」 次は日本一を目指す【東都大学野球L】

2021年5月14日 21時31分

このエントリーをはてなブックマークに追加
2010年秋以来のリーグ優勝を喜ぶ国学院大ナイン

2010年秋以来のリーグ優勝を喜ぶ国学院大ナイン

◇14日 東都大学野球リーグ 国学院大4―2中大(神宮)
 国学院大が中大を4―2で破り、2010年秋以来、20季ぶり2度目の優勝を果たした。先制ソロなど2安打した川村啓真外野手(4年・日本文理)が首位打者を獲得、本塁打と打点の2冠の山本ダンテ武蔵外野手(4年・大阪桐蔭)が最高殊勲選手に輝いた。国学院大は6月7日開幕の大学選手権(神宮ほか)に初出場し、日本一を目指す。駒大は東洋大に11―2で打ち勝って1部残留が決定。全日程が終了し、東洋大は6位となり、7位の立正大とともに6月下旬に予定されている2部優勝校との入れ替え戦出場が決まった。
   ◇   ◇
 何度もはねかえされた「あと1勝」の壁を突き破った。見事な逆転でリーグ制覇した国学院大の鳥山泰孝監督(45)は涙ぐんだ。
 「優勝しても泣くまいと思っていましたが、我慢できませんでした。これまでのことがフラッシュバックして、悔し涙を流しながら卒業していった選手たちも浮かびました」
 恩師の竹田利秋総監督から引き継いだチームで就任1シーズン目に優勝してから何度も苦汁をなめた。王手をかけてからのあと1勝が遠く、“誤審”に泣いたシーズンもある。そんな経験から、鳥山監督がこのチームのスタート時に掲げたテーマが「破壊力」だった。これまでの国学院大は、二遊間の守備職人がいて、投手力があって…、だったが、打線が先にできた。それが実った。
 終盤にヤマが来たが、ベンチでどっしり構えていられたのも打線に自信があったからだ。1点を追う8回、四球と敵失で無死一、二塁とし、破壊力抜群の上位打線がプレッシャーをかける。右前打でチャンス拡大した川村は「まずは同点と思い『バントでいきます』と自分から言いましたが、追い込まれて切り替えた。打席では余裕がありました」と胸を張った。山本ダンテが同点の押し出し四球を選び、さらに連続犠飛で逆転に成功した。
 「4年生が最後にチームを引っ張ってくれたのが優勝の要因。個人もチームもまだまだやることがある」と福永奨主将(4年・横浜)は、次のステージの大学選手権に目を向ける。鳥山監督が11年かけてつくった破壊力に裏打ちされたチームが次は日本一を目指す。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ