『NGT裁判』和解が成立、山口真帆への暴行関与で、被告側が「AKS」に賠償金数百万円、謝罪文と出禁も

2020年4月8日 13時35分

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和解が成立したことを報告する遠藤弁護士

和解が成立したことを報告する遠藤弁護士

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 アイドルグループ「NGT48」の元メンバーで女優の山口真帆(24)への暴行容疑で逮捕(不起訴)された男性ファン2人に対し、運営会社「AKS」(現ヴァーナロッサム)が3000万円の損害賠償を支払うように求めた裁判の弁論準備手続きが8日、新潟地裁で開かれ、和解が成立したことを原告側の遠藤和宏弁護士が明らかにした。
 遠藤弁護士によると、和解要旨はまず、被告らが原告に対し、賠償金として数百万円の金銭を支払うこと。次に、被告らが山口とのやりとりに関して一定の事実を認め、原告に対して謝罪文を提出して陳謝したこと。最後に、被告らが原告およびNGT48を含むAKB48グループの名誉やイメージを損なう行為の禁止と、出演するすべてのイベントへの出入り禁止に同意したことの3点という。
 被告側は山口とは事件以前から私的交流があったと主張した上で、暴行の事実についても「顔はつかんでいない」として争う構えを見せていた。一方、AKS側は、男性が事件直後、他のメンバーが事件に関与していることを認めたことから、劇場公演やツアーが中止に追い込まれ、計1億円以上の損害が発生したと主張。このうち3000万円を賠償するよう求め、「事件の真相を解明することによって再発防止につなげたい」としていた。
 和解にあたり、遠藤弁護士は、事件当時、被告らが山口の承諾を得ずに自宅を訪問し、少なくともドアを引っ張り合うという形で暴行をしたという事実と、「他のメンバーから山口の部屋番号を聞いたり、そそのかされたりして部屋に行った」という事実に反する発言をして混乱を招いたことを被告側が認めたことに加え、他のNGTメンバーが事件に一切関与していなかったことが証明できたことを「一定の成果があった」として「勝訴的和解だと思っている」と語った。
 くしくも“48の日”である4月8日、裁判は一段落となった。しかし、原告側の「公開法廷で事実を白日の下にさらす」という当初の目的はかなわず、やや不完全燃焼に終わった形だ。
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