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【大相撲】兄弟で三役入りへ…1敗キープの兄・英乃海「両方強いと言われたい」弟・翔猿との共闘誓う!

2021年5月13日 20時06分

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英乃海(左)が引き落としで宝富士を破る

英乃海(左)が引き落としで宝富士を破る

◇13日 大相撲夏場所5日目(両国国技館)
 実弟・翔猿(29)=追手風=とともに三役入りを目指す、英乃海(31)=木瀬=が宝富士(34)=伊勢ケ浜=を引き落として1敗をキープした。
  ◇   ◇
 弟は106年ぶりの新入幕Vかと昨年秋場所で騒がれた、あの翔猿。弟とそろって自己最高位で迎える今場所は、兄の英乃海がにわかに注目を浴びている。
 けんか四つの宝富士に左差しを許さない。寄られたところをまわりこんでの引き落とし。「いやいや、できすぎだと思いますよ。精いっぱいやって、何とか勝っただけです」と笑ったが、1敗を守る堂々の序盤戦だ。
 弟をライバルとは見ていない。「(刺激が)全くないと言ったらうそになる。でもそれが一番ということはない。敵対心がないわけですから、弟ですから。負けたくないなとは思うけど」。それよりも「兄弟で強いと言われた方がいい。兄貴は強いけど弟は弱いなとか、弟は強いけど兄貴は弱いなとか、どっちも嫌なので両方強いと言われたい」と共闘を誓う。
 相撲協会によると、英乃海・翔猿兄弟は、釈迦ケ嶽・大鳥居兄弟が安永3(1774)年に記録してから11組目の兄弟幕内。それだけでもすごいのだが、兄弟が目標にしているのは三役。若貴兄弟以来、5組目という快挙を目指している。
 6月には32歳。3月の春場所は17場所ぶりの再入幕だったが、幕内で初めての勝ち越しが10勝5敗。「勢いだけで相撲は取れないので、頭を使って。(相手は)どこが弱いか、さらに考えるようになった。相手の考えだったり、どう思っているのか考えるように」と相手の心理を研究するようになり、壁を突き破った。
 若隆景ら大波三兄弟も注目だが「他の兄弟に負けたくない」。今場所は大関初挑戦の可能性もある。遅れてきた兄が存在感を見せつける。

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