「アッコにおまかせ!」で長野保健医療大学の北村義浩さん「感染爆発はもう始まっています。大火事が始まったが、消火できないわけではない」と呼びかけ

2020年4月12日 19時15分

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和田アキ子

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 長野保健医療大学の北村義浩さんが12日、TBS系の情報番組「アッコにおまかせ!」に出演し、新型コロナウイルス感染の現在の広がりについて、「感染爆発(オーバーシュート)はもう始まっています。大火事が始まったが、消火できないわけではない。われわれができることはたくさんある」と呼び掛けた。
 出演者からの質問を次々と受けた北村さんは「感染しても10―20%はまったく症状が出ないといわれています。熱がない、鼻のにおいも普通でも、周りにウイルスを移す可能性のある、無症状の感染者がいるといわれています。やっかいなウイルスです」と注意を促した。
 政府が要請する「人との接触を8割減らす」の考え方としては「8割は無理、となるけれど、簡単にいえば2メートル空ければいい。外出をやめる、10人のところを2人しか会わないも、ひとつですけど、思った以上に簡単。でも実は生活習慣を変えないといけない。2メートル離れてあいさつはできないので寄っていっちゃう」と意識づけを促した。
 接触減の具体策については「電車、バスは控えて。近くに人がいるのでマスクをしても防げない。できるだけ出勤せず、在宅ワークを取り入れる。食事が作れない、気晴らしで外で食べようという場合も店内で食べるより、持ち帰りで。ウェブ、電話で注文、精算を済ませ、会話をあまりしない。宅配、出前の配達員とは、ドア隙間でやりとりし、外に置いてもらう。外では気が緩むけれど、近くでおしゃべりしたり、歌ったりすると移る可能性がある。外でも2メートル以上離れる、近くではしゃべらないか、マスクをする。スーパーのレジ列はなるべく離れ、近くに長時間いない」と示した。
 大相撲力士の感染が判明したが、「アー、オーと気合を入れると、すごく(飛沫が)飛ぶ。発声がいけない。会話、叫ぶ、歌う、が感染の源です」。帰宅後は手洗い、うがいのほか、シャワーを浴びた方がいいという人もいるが、「よほどシャウトされて、唾を受けたら浴びた方がいいですけど、そういう機会はあまりない」と述べた。
 政府が配布する2枚の布マスクは「ガーゼマスクは、使い捨ての高性能マスクと違って、今まであまり効果がないといわれていましたが、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)が一定の効果があるといい始め、感染を防ぐ効果は少しはあるといわれています。2歳以下のお子さん、自身で外せない高齢者は、下手をすると窒息することがあるので、つけないか、ずっと見守るか、した方がいい」と別の注意点を示した。
 さらに「仕事がなくなる人が多いと思うんですけど、地方に行けば仕事がある、と東京の感染者が行くと地方の医療崩壊につながるおそれがある」とも警鐘を鳴らした。
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