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深刻化「生理の貧困」に自治体支援広がる 防災備蓄用など無償配布

2021年5月12日 05時00分 (5月12日 15時30分更新)
生理用品の提供を受ける時に見せるカード=松本市で

生理用品の提供を受ける時に見せるカード=松本市で

 新型コロナウイルス感染拡大の長期化により経済的に困窮する人が増える中、女性が生理用品を購入できない問題「生理の貧困」が深刻化している。支援策として松本市は十三日から、安曇野市は十七日から、それぞれ希望者に無償配布する。全国的に支援の動きがある中、県内自治体でも広がりつつある。
 松本市は、市議会の公明党や共産党議員の要望を受けて検討し、防災備蓄用の四百パックを用意した。北部、南部、西部の各保健センター、女性センター、市市民相談課のほか、希望した市内の小中学校十四校で配る。
 直接言い出しづらいと感じる人もいるため、各センターなどに置く専用のカードを窓口で見せれば、中身が分からないように包んだ状態で受け取れる。スマートフォンでカードの画像を見せるのも可。
 安曇野市は昼用と夜用の二百四十セットを用意。市人権男女共同参画課か穂高健康支援センターのほか、各小中学校で配布する。
 県などによると、両市のほか、上田市、小諸市、中野市、千曲市、長野市、軽井沢町、立科町が取り組む。四月から始めている中野市では、受け取った市民から「生活が苦しく、買うのが大変」「少しでも支援があると助かる」という声が寄せられ...

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