本文へ移動

女性アスリート画像39点をアダルトサイトに無断転載した疑いで男逮捕

2021年5月11日 18時19分

このエントリーをはてなブックマークに追加
事件の構図

事件の構図

 テレビ番組の女性アスリートの画像39点をアダルトサイトに無断転載したとして、警視庁保安課は11日、著作権法違反容疑でサイトを運営する自称ウェブデザイナーの自営業小山幸祐容疑者(37)=京都府精華町=を逮捕したと発表した。逮捕前の事情聴取などで「悪いことと分かっていたが捕まるとは思わなかった」と話していたという。逮捕後は黙秘している。
 性的な意図で切り取った選手の画像や動画が拡散される被害は社会問題化。警視庁は、画像問題の対策に取り組む日本オリンピック委員会(JOC)から情報提供を受けて捜査していた。JOCの情報を基に立件に踏み切ったのは全国で初めて。
 小山容疑者は性的画像を集めた九つのサイトを運営し、2011年2月から今年3月まで、広告収入として計1億2千万円以上を得たとみられる。最近は月100万円以上の収入があり、生活費に充てていたという。
 逮捕容疑は19年5月18日ごろ、テレビのスポーツ番組から切り出された複数の女性アスリートの画像39点を自身が運営するサイトに無断で転載し、不特定多数の人が見られる状態にして、テレビ局の著作権を侵害した疑い。
 昨年11月以降、JOCから警視庁に約千件の情報提供があり、小山容疑者のサイトに関する情報が4件含まれていた。
 JOCの山下泰裕会長は「抑止力を高める第一歩として歓迎したい。引き続きすべてのアスリートが安心して競技に集中できる環境を守るために関係団体と連携していく」とコメントを発表。日本パラ陸上競技連盟の増田明美会長は「日々の努力を表現するアスリートの気持ちを踏みにじる行為で心の傷は消せない。東京五輪・パラリンピックに向けて、もっと厳しく取り締まっていい」と訴えた。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ