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野田幸手園でペレ宙のヘラ釣り 満足!良型中心に52匹の釣果

2021年5月11日 05時00分

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長竿のペレ宙釣りはコンディションのいい魚が多く、このような新ベラも多く交じった

長竿のペレ宙釣りはコンディションのいい魚が多く、このような新ベラも多く交じった

 比較的、暖冬だったこともあってか、早くも両ダンゴで釣れだしている釣り場が多くみられる今シーズン。さらに盛期の釣り方のイメージが強い「ペレ宙」で好釣果を生んでいる釣り場もチラホラ見受けられることから、今回はその中の一つである千葉県野田市の「野田幸手園」に釣行。まだ春先であるというポイントを押さえながら、この釣りならではの良型を中心に52匹の釣果を手にすることができた。(マルキユーテクニカルアドバイザー 戸井田祐一)

◆浅瀬回遊の大型狙い 入口付近に釣り座

 4月18日に野田幸手園で行われた例会で、マルキユーインストラクターの萩野孝之さんがペレ宙の釣りで53・7キロ(88匹)というこの時期の日曜日にしては圧倒的な釣果でトップだったという情報を聞き、自分も同じ釣りを試してみたいと4月27日に釣行した。
 釣り座は1号アカシア桟橋で事務所を背にした136番を選択。本来なら魚影の濃い先端付近を選ぶが、今回は浅瀬を回遊する大型狙いに的を絞り入口付近に構えた。
 釣り場までの道中で目にした外気温の表示は7度。日中との寒暖差も大きく、まだ春先の陽気だが、ここ野田幸手園をはじめ、筑波白水湖や、さくら湖などで行われた最近の例会でもトップはペレ宙だったとのこと。今季はペレ宙の釣りが状況にフィットしているケースが多いようだ。
 18尺の竿を継ぎ、タナ1メートルで6時半にスタート。餌は萩野さんと同じ「ペレ道」50cc+「ペレ軽」400cc+「BBフラッシュ」200cc+「GD」100ccに水200ccのブレンドから入った。
 まずこの釣りで意識するのは、食い気の高い魚が厚く寄るタナを作ること。ペレットの集魚性や重さを生かしたしっかりめの餌、それを背負いつつ無駄な動きを出さないパイプトップのウキを使うことなどがキーとなる。特にウキのセッティングについては、トップの働きを十分に活用するために餌落ち目盛りの設定は空針でトップの付け根とした。
 まだ最盛期ではないので、しばらくウキに動きが出ないのは織り込み済み。特に餌に手を加えることなく30分ほど打ち続けていると少しずつウキに変化が出始め、7時5分に1匹目がヒット。そこから約10分に1匹のペースで池のアベレージよりもややいいサイズのヘラが顔を出す。
 アタリの取り方としては、ウキのトップがしっかりナジんでから現れる強いものに絞るのが重要。明確なアタリでも、ナジミきるまでの動きの中に出るものに手を出すと乗らないことが多いだけでなく、ウワズリを招く要因にもなる。
 スタートから1時間半、餌を1ボウル打ち切ったところで下ハリスを5センチ詰めて段差を10センチに変更。するとウキの動きがよりハッキリになり、連チャンでヒット。
 ペースアップなるかとの期待が芽生えるも、ウキのナジミ幅が徐々に浅くなり、ボディでのウケも見られるように。普通であればここで餌に手を加えたくなるところだが、魚の活性がまだ上がりきっていない時季なので、動きの割に食い気はないものだと判断。釣れていた餌のタッチは変えずに、ウキに出る余計な動きを封じ、より明快な食いアタリが出るようにウキを一番手大きなものに交換した。
 効果は狙い通りに出て、釣れる魚もサイズアップ。30分ちょっとで5匹を追加。このまま進めてもいいペースで釣れ続きそうな雰囲気だったが、ちょっと欲を出し、もう少し早いタイミングで食い頃になる餌を試してみることに。これまでの重さでタナに入れるタイプから「ペレ軽」「カルネバ」「BBフラッシュ」をブレンドしたネバリで持たせてタナに入れるタイプに変更したが、これは失敗。
 軽さの影響か、ウキの動きにメリハリがなく、ウケは出るもののナジんでからのアタリが生まれない。針のサイズを上げて重くしても明快なアタリは見られず、ポツリポツリ釣れる魚もサイズダウン。続けても良くなる見込みがないので、餌を元に戻すことにした。
 ボケてしまったタナを回復させるべく、打ち続けること約1時間。ようやく理想の動きを取り戻し、怪しいアタリはどんどん送って、一瞬止まった後のクッと入った強いアタリにアワセを入れ、久しぶりの良型をゲット。さらに余計な動きを減らすため、ハリスを10センチずつ詰めたところ、すぐにヒット。連チャンを含めて20分で5匹を追加し、昼食タイム。ここまでで25匹。とりあえずの目標は50匹といったところか。
 午後は当初の餌のブレンド比率をアレンジしてほんの少し軟らかくしたものを使いながら、「ペレ道」を「粒戦」に入れ替えたブレンドもチェック。重さを備えながらも早いアタリが生まれることを意図したブレンドで、沈下する粒子が魚の視覚にアピールすることもあって、目先を変えたいときなどに効果があった。
 納竿の3時半まで時間6〜7匹のペースでコンスタントに釣れ続き、最終的な釣果は52匹。途中、穴が開く時間はあったものの、池のスタッフの話では当日のトップクラスの結果だったようだ。

◆タナで膨らむGDが肝心!

<釣行日の餌使い> 最終的に良かったのは「ペレ道」50cc+「ペレ軽」400cc+「BBフラッシュ」200cc+「GD」150ccに水250ccのブレンド。キモとなるのは「GD」で、余計なバラケを抑えながらタナに入り、タナで一気に膨らむ特性が生かされた。今後、魚の活性が高まってくると、この餌を上手に使って上層の魚をはしゃがせないようにコントロールすることが一つのテクニックとなってくる。

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