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天竜材や遠州織物でペットグッズ 異業種の社長ら4人が連携

2021年5月11日 05時00分 (5月11日 14時46分更新)
鈴木康友市長(右)にペットハウスなどを説明する武藤真和社長(中)ら=浜松市役所で

鈴木康友市長(右)にペットハウスなどを説明する武藤真和社長(中)ら=浜松市役所で

  • 鈴木康友市長(右)にペットハウスなどを説明する武藤真和社長(中)ら=浜松市役所で
  • プティが作ったペット用リード
 浜松市の繊維業や家具、建具製造業の社長ら四人でつくる合同会社「PETIT(プティ)」(中区)が、地元特産の天竜材や遠州織物を使ったペット用グッズを製造、販売している。四人が十日、市役所を訪れ、鈴木康友市長に報告。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける中で「地元の材料で何か面白いことを」と奮起したいきさつを語った。 (坂本圭佑)
 プティは二月、浜松注染そめを手掛ける「武藤染工」(中区)の武藤真和社長、「東洋家具製造」(同)の長谷川智章専務、「石塚建具製作所」(同)の石塚智之社長、小幅織物を製造する「第一天龍」(東区)の宮崎高志社長が設立。四人は浜松まつりを通じた知人で、長谷川さんが異業種連携を呼び掛けた。
 浜松市は、千世帯当たりの登録犬頭数が全国の政令市でトップ。四社とも新型コロナの影響で販売に打撃を受ける中、この特徴に着目し、地元の天竜材や遠州織物を使ったペット用グッズの製造販売に着手した。
 これまでにペットハウスやリード、ペット用の衣服を掛けるハンガーラックなどを開発。室内用のペットハウスは縦横四十五センチ、奥行き六十センチで、骨組みにヒノキ、周りを覆うカバーとクッションには遠州織物を採用した。リードには細くて丈夫な「真田紐(ひも)」を使用し、ネービーやグリーンなど多色を取りそろえた。
 代表社員の武藤さんは「『やらまいか精神』でやってきた。製造業の強みを生かし、地元の愛情を込めたものを地元の人に使ってほしい」とアピール。宮崎さんは同業者の多くが後継者不足などで廃業の危機に立たされているとし「若手で盛り上げていかなければならない。今までにない発想が必要だ」と話した。鈴木市長は「ふるさと納税の返礼品にしたい」と応じた。
 ペットハウスは一万五千円、リードは千八百円、ハンガーラックは一万八千円。プティのオンラインショップのほか、東洋家具製造で販売している。

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