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弁当で支援 3000食 能美「三道山子ども食堂」配食1年

2021年5月10日 05時00分 (5月10日 10時34分更新)
子ども食堂のスタッフから弁当を受け取る女性(左)=能美市三道山町で

子ども食堂のスタッフから弁当を受け取る女性(左)=能美市三道山町で

 能美市のボランティア団体「三道山子ども食堂」が新型コロナウイルスの影響で生活が困窮した人に提供している弁当が、七日で累計三千食を突破した。配食を始めて一年になるがコロナ収束の兆しはいまだ見えず、スタッフは「支援を続ける必要がある」と話す。
 同団体は三道山町公民館で月一回、食堂を開いていたが、コロナ禍で昨年三月に活動を一時休止。翌月から定期的に、ひとり親世帯や障害者らを対象に手作り弁当を子ども百円、大人三百円で販売してきた。
 この日の弁当はカレーライス。販売開始からの累計が三千三十食になった。
 中学三年と小学三年の子ども二人を育てるシングルマザーの女性(46)は「仕事と家事に追われて忙しい。弁当がある日だけは子どもとゆっくり過ごせるので、精神的な支えになっている」と語る。
 中川美子代表(65)は「まさか一年も弁当を配り続けることになるとは思ってもみなかった。コロナで生活に困っている人は大勢いるので、今後も寄り添っていきたい」と話した。
 米や野菜などの食材や、弁当と一緒に配る菓子などの寄付を随時受け付けている。(問)田中さん0761(58)5037(平井剛)

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