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日本酒「女将」のババロア あわら・清風荘 酒かす使い商品化 

2021年5月10日 05時00分 (5月10日 09時49分更新)
酒かすを使ったクリームチーズババロアをアピールする中村さん(左)と伊藤さん=あわら市の清風荘で

酒かすを使ったクリームチーズババロアをアピールする中村さん(左)と伊藤さん=あわら市の清風荘で

 デザイン、宣伝 外注せず社員一丸

 あわら温泉(あわら市)の旅館「清風荘」が、同温泉オリジナルの日本酒「女将(おかみ)」の酒かすを使ったクリームチーズババロアを商品化した。その名も「『女将』に恋して」。一年前、新型コロナウイルスの感染拡大で休業を余儀なくされ、ピンチをチャンスに変えようと開発した自信作だ。 (畑明日香)
 日本酒「女将」は、旅館のおかみたちによる「あわら温泉女将の会」が米作りから手がけている。清風荘ではその酒かすを使ったババロアを、宿泊客に食事のデザートで提供していた。コロナ禍の休業時、ババロアを買えないかとの声が客から寄せられことなどをきっかけに、単独の商品にすることを目指した。
 旅館内では切り分けて出していたババロアを瓶詰めに。パッケージのデザインや器選び、宣伝のチラシ作りなど全てを外注せず社員らが手がけ、一丸となって商品作りに向き合った。
 ババロアの硬すぎず軟らかすぎない絶妙な口どけは、総料理長の中村淳太郎さん(48)のこだわり。ふたを開けたときに漂う酒かすの香りが、食べたときにも鼻に抜ける余韻を楽しめる。アルコールを飛ばしているため、アルコールが苦手な人や子どもでも食べられる。
 おかみの伊藤康代さん(52)は「日本酒『女将』を使ったデザートができあがったことは誇りに思う。ババロアを食べて、家族が笑顔で至福の一時を過ごしてもらえたら」と話す。
 ババロアは旅館内の売店と清風荘のオンラインショップで購入できる。一個三百五十円。
 清風荘では、同じくオリジナル商品の「とまと味噌(みそ)〜トマトと味噌の恋物語〜」も販売中。あわら温泉で廃棄されるカニ殻を堆肥化して野菜を育てるプロジェクトの一環で栽培したトマトと四種のみそをブレンドした。一袋百グラム入りで六百五十円。(問)清風荘=0776(77)2500

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