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【中日】柳裕也、母の日に奪三振ショーと白星のプレゼント!今季58K&奪三振率11・106は12球団トップ

2021年5月10日 06時00分

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先発し、8イニング無失点の柳

先発し、8イニング無失点の柳

◇9日 中日2―0広島(バンテリンドームナゴヤ)
 またも三振の山を築いた。9日の広島戦(バンテリンドームナゴヤ)、先発の柳裕也投手(27)が8イニングを2安打無失点、11三振を奪って3勝目を挙げ、チームを4位に浮上させた。奪三振は58、奪三振率は11・106でいずれもリーグどころか12球団でトップ。沢村賞左腕のエース、大野雄が戦線離脱したが、復帰までは柳が柱として投手陣を支える。
 あふれる家族愛が、柳を奮い立たせるエネルギー源になった。プロで初めてとなった母の日のマウンドで、8イニングで毎回の11奪三振、2安打無失点。お立ち台ではとびっきりの笑顔とはずむ声で、自身2連勝での3勝目の喜びをにじませた。
 「いつもより、感謝の気持ちを持って投げました。全国のお母さんたち、ありがとうございます。明日からも頑張ります!」。登板時のBGMをAIの「ママへ」に、打席に入る際の曲を絢香の「ありがとうの輪」にこの日かぎり変更。母・薫さんだけでなく、竜党女性ファンの心も熱くした。
 そして何より、最高のプレゼントになったのは、122球の奪三振ショーだ。3回以外は三者凡退。今季好調のカットボールやスライダーなど横方向の変化球だけでなく、140キロ台中盤の直球とチェンジアップの緩急もさえて「狙う時は狙ってますね」と、対広島で自己最多14個の三振を奪った前回4月17日に続いて快投を演じた。
 ルーキーイヤーの2017年6月18日の父の日には、小6の時に交通事故で世を去った父博美さんにささげるプロ初勝利を挙げた。次は、たくましく育ててくれた薫さんへの恩返しの番。今も日々の連絡は欠かさない、カーネーションも贈った。そして何より白星。最高のタイミングを待っていた。
 今は両親を手本に、1歳5カ月になる長男にありったけの愛情を注ぐ。親子でのじゃれ合いが、一番のリラックスの時間。「一緒に遊ぶのが、自然とボール投げ中心になっちゃうんですよね」と照れ笑い。愛息が父親がプロ野球選手だと分かるまでは、もう少し。「かっこいい所を見せたいですよね」とモチベーションに満ちている。
 エース大野雄が出場選手登録を抹消された緊急事態の日に、完璧なピッチングでチームに落ち着きをもたらした。まずは再びチームを4位に押し上げ、5月の星取りも五分に戻してみせた。
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