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穴水町 星稜大生と模索 スポーツツーリズムの推進

2021年5月10日 05時00分 (5月10日 10時17分更新)
穴水町の漁師3人(左奥)に自己紹介する学生ら=穴水町の住吉公民館で

穴水町の漁師3人(左奥)に自己紹介する学生ら=穴水町の住吉公民館で

キックオフイベント

 スポーツを通じて交流人口を増やし、健康長寿のまちづくりを推進する穴水町の「あなみずスポーツツーリズム推進事業」のキックオフイベントが九日、同町の住吉公民館で開かれた。町は本年度、金沢星稜大(金沢市)の学生らと連携し、具体的な取り組みや情報発信の方法を模索していく。
 町は昨年度、スポーツツーリズム推進に向けた検討委員会を立ち上げ、方向性を決めた。その一環で本年度、羽咋市の千里浜なぎさドライブウェイをゴールに開かれるバイクイベント「サンライズ・サンセット・ツーリングラリー(SSTR)」に、町として初めて参加する。ライダーの受け入れ態勢を整備し、地域住民との交流促進などを図る。
 スポーツツーリズムに関わる包括連携組織「地域文化・スポーツ・健康コミッション(仮称)」も設立し、町でのスポーツ活動の促進や町民の健康づくりのあり方を金沢星稜大の学生と考える。
 この日は、同大人間科学部スポーツ学科の池田幸応(ゆきお)教授のゼミに所属する学生九人がキックオフイベントの前後に、マスク着用や消毒、一定の距離の保持など感染対策をしながら町内を調査。能登長寿大仏や町営スポーツジム「チアフル」などを巡った。
 住吉公民館では、同町中居地区の漁師三人と顔合わせ。今後、作業の見学や意見交換などをし、海での釣り体験などを取り入れた観光のあり方を検討する。町出身の三年浜崎朱里さん(20)は「町民の健康づくりのサポートや里山里海を生かしたスポーツツーリズムのあり方をどんどん提案していきたい」と意気込んだ。
 学生と対面した同町中居南の漁師、松村政揮さん(73)は「子どものころから海に親しんできた。若い人たちも、もっと海に身近になじんでほしい」と呼び掛けた。 (森本尚平)

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