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海洋プラ商品に再生 小浜の団体など都内で販売 「大量消費の見直し」発信

2021年5月9日 15時44分 (5月9日 15時45分更新)
海洋プラスチックゴミの展示とともに、サングラスやアクセサリーなど付加価値の高い再生プラスチック製品が販売されている=東京都港区のJR新橋駅で

海洋プラスチックゴミの展示とともに、サングラスやアクセサリーなど付加価値の高い再生プラスチック製品が販売されている=東京都港区のJR新橋駅で

 海の生態系に甚大な影響を与えているとして社会問題になっている海洋プラスチックゴミを回収し、新製品を造る試みをしている企業や団体が、東京都港区のJR新橋駅日比谷口の展示スペースで「Upcycle Collection−海から未来へ−」と題して出店。「安価な大量消費のライフスタイルを見直して」と情報発信に取り組んでいる。二十八日まで。
 出店しているのは海ゴミ回収・再利用団体「アノミアーナ」(小浜市)とプラスチック専門のデザイン事務所「テクノラボ」(横浜市)、アクセサリー作家らでつくる「カエルデザイン」(金沢市)。
 店頭名は、ペットボトルなど元のプラスチック製品をリサイクルすることで、より価値の高い商品を生み出すことを意味しているという。
 アノミアーナは若狭湾沿岸で回収したペットボトルを鯖江市のメガネ製作会社に持ち込み、25%が再生プラスチックでできたサングラスを作っている。テクノラボは、神奈川県の三浦半島周辺で回収されたプラスチック製のブイや漁具を一キロ四百円で購入。破砕加工しアクセサリートレーやペントレーなどを作っている。カエルデザインは、福祉団体が破砕したプラスチックゴミから鮮やかな青色やオレンジ色のイヤリングや指輪などアクセサリーを製作。
 製品には「原料採取地」として福井、神奈川県など海洋プラスチックゴミが拾われた場所が表示されたタグが付いているものも。
 展示スペースでは再生利用で作られた約三十種の新製品が展示即売されている。サングラスは約一万円でアクセサリーも三千円前後のものが並ぶ。
 テクノラボの林光邦(てるくに)社長(52)は「鮮やかな色を出すためきちんとした工程で製品化している。良い物を大切にすると同時に、海でゴミを回収している人たちへも思いを寄せてほしい」と訴えている。
 平日は午前十一時〜午後七時、土日は正午〜午後六時半まで営業する。 (蒲敏哉)

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