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最速147キロ右腕 11奪三振の完封で大学初勝利【愛知大学野球】

2021年5月8日 20時56分

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完封勝利を挙げた愛工大の中村優斗投手

完封勝利を挙げた愛工大の中村優斗投手

◇8日 愛知大学野球 愛工大2-0中京大(パロマ瑞穂)
 愛知大学野球の第6週2試合がパロマ瑞穂球場で行われ、第1試合は愛工大が中京大に2―0で先勝した。愛工大の先発・中村優斗投手(1年・諫早農)は5安打、11奪三振の完封で大学初勝利を挙げた。
 キレのある直球とコースにコントロールされた変化球に打者のバットが空を切る。この日は自己最速の147キロを計測。9回を164球の熱投も「捕手の田中さんにうまくリードしてもらいました。もっと球数を少なくしないといけないですね」と謙虚に振り返った。
 まだ大学に入学して2カ月もたたない1年生。長崎・諫早農では3年夏の県独自大会で強豪・長崎日大相手に善戦するも1回戦で敗退した。高校卒業後は「公務員になろうと思ってました」と野球を続けるつもりはなかった。それでも愛知から熱心に勧誘に足を運んだ愛工大の平井光親監督(54)の熱意にひかれて、入学を決意。今季はすでに5試合に登板して防御率1・55、投球回数の29イニングを上回る30奪三振を記録している。
 スライダー、カットボール、チェンジアップ、スプリットと多彩な持ち球は、大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手(34)のYouTube動画を見て研究。「動画を見た後にはすぐにキャッチボールで自分でまねしてます」と本家ばりの研究熱心さで腕を磨いている。
 公務員の夢は、今では「プロ野球選手」に変わった。「この4年間でしっかりと力を付けて、愛知大学野球連盟出身の栗林投手のように、プロで活躍できる選手になりたいです」と話した中村。夢に向かって今は実績を一つずつ積み上げていく。

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