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試合に出たかった…ケガに苦しんだ中日・石川昂弥の現在地 「僕自身、変わったなと思うところがあります」

2021年5月8日 07時43分

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石川昂弥

石川昂弥

 中日の期待の若手たちが現在地を語る企画「ニュージェネレーションズ」。今回は大砲として期待がかかる2年目の石川昂弥内野手(19)がつかんだ新たな感覚や、開幕直後に離脱したときの気持ちなどを語った。(取材構成・長谷川竜也)
 試合に出たかった。その思いが一番強かったです。3月に右脚を痛め、試合に出られない日々が1カ月ほど続きました。しっかり治さないといけないと強く思いながら毎日、リハビリに取り組みました。
 同時に何か得るものがあるはずとも思っていました。ケガをしてしまったときこそ前を向こう。リハビリ中には股関節周りの柔軟性を高めることを意識しました。ケガ予防にもなりますし、バッティング、守備で動きが良くなる。ケガをして良かったとは思いませんが、今は良い方向に来ている。
 僕自身、変わったなと思うところがあります。試合中に修正できるようになってきたことです。1打席目にボールを見て、何が悪かったのかを考えます。タイミングなのか、体の開きが早いのか。それを自分で分析できるようになってきて、コンスタントに結果が付いてくるようになりました。継続していきたいですね。
 ケガをしていたとき、試合に出たかった理由の一つは、キャンプで新しい感覚をつかみつつあったからです。2月上旬、居残りで特打をしていると下半身に力は入っているのに、上半身は不思議と力が抜けていたんです。余分な力が入らなくなったことでスイングにも無駄がなくなり、打球の質も良くなりましたし、飛距離も伸びました。
 キャンプでは福留さんの練習に取り組む姿勢に驚きました。若い僕らと変わらないぐらいの気迫で練習に取り組まれていて、やっぱりこれぐらいやる選手がプロの世界で活躍するんだな。自分もやらないといけないなと思いました。
 刺激になった出来事がありました。4日のDeNA戦(バンテリン)でドラフト1位の先輩である根尾さんが満塁弾を放ったことです。そのときは僕も2軍で試合だったのですが、試合後のロッカールームでみんなが騒いでいて、ホームランを知りました。心の中では先を越されてしまったなと率直に思いました。悔しいわけではないですが、先輩の活躍を見て、もっと頑張ろうと思いました。
 昨季は1軍の舞台を経験させてもらって、ホームランが打てなかったのが心残りです。僕には本塁打が期待されると思うし、早く1軍に行って、なんとか打ちたい。1軍の投手と2軍の投手の違いはコントロールだと感じました。スピードはそんなに変わらないですが、勝負に来たときの制球力が違いました。
 1軍の投手の球を打つには、ファームでしっかり土台を固めないといけない。今はそのための実りある期間にしようとしています。まずはプロ1号を打てるように頑張ります。(中日ドラゴンズ内野手)
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