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中日・根尾、打率向上のカギは『ファーストスイング』恩師の立浪さん「若い選手はそういう癖つけないと」

2021年5月8日 06時00分

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明るい表情で打撃練習に臨む根尾

明るい表情で打撃練習に臨む根尾

 一振りで仕留める。中日の根尾昂内野手(21)が7日、打率向上のカギに「ファーストスイング」を挙げた。劇的なプロ1号満塁弾も第1スイングから放たれたもの。現在2割を下回る打率の向上へ、1球にこだわっていく。この日はバンテリンドームナゴヤでの全体練習に参加した。
     ◇   ◇
 勝負に2度はない。根尾は一振りにこだわる。
 「ボールが速い、遅いは関係なく、しっかりファーストスイングで捉えることが大事」
 現在打率は1割8分2厘。「もっと打つしかない」。先に進むための課題が、打席の第1スイングで結果を出すことだ。
 「そのためには技術が大切になってくる」
 今季83打席、バットを振らずに終えたのは1度だけ。第1スイングの内訳は空振り23、ファウル34、凡打17、安打8。空振りとファウルの合計は57。7割近くが前にすら飛ばなかった。そして全体の1割に満たない安打のうちの1本が、4日のDeNA戦(バンテリン)で放った満塁弾だ。2ボールから一振りで勝負を決めた。
 名古屋の、いや日本の多くのファンを沸かせた満塁弾は、第1ストライクを打ったものでもあった。83打席のうち、根尾は第1ストライクを35打席で見逃している。
 「ファースト…」をものにする技術を、どうやって身につけるのか。
 「練習の1球目はもちろん大事ですし、シチュエーションを一球一球考えることが大切。どれだけ本番に近づけて打てるかが大事だと思う」
 もちろん数をこなすことは必要。さらに、練習から実戦のような感覚で動けるかが重要だと考えている。
 春季キャンプで指導にあたった立浪和義さん(本紙評論家)も同じことを伝えてきた。「1球目を全力で振る。若い選手はそういう癖をつけないと」。レジェンドも1球目にこだわっていた。同じく竜の未来を担う背番号7にも、1球目を無駄にする時間はない。
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