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厳しさ続きそうな巨人ブルペン…1点を惜しまず大胆になれるかが立ち直りへの一番のポイント 【大島康徳評論】

2021年5月7日 22時46分

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巨人ーヤクルト 8回、降板する巨人・中川。左は桑田コーチ

巨人ーヤクルト 8回、降板する巨人・中川。左は桑田コーチ

◇7日 巨人4―6ヤクルト(東京ドーム)
 やはり、巨人の問題は投手陣だね。この日の中川は疲労でもあるのか、本来の“キレッキレ”の投球ではなかった。2点リードで逃げ切れなければ、1点差ならもっとキツくなる。今は「緊急事態」という表現を使いづらいが…。中川が復調するか、隔離期間中のデラロサが戻るまで、巨人ブルペンは厳しい状況が続きそうだ。
 菅野のアクシデントがあったとはいえ、5回からの継投は長い。緊急登板した2番手・野上の3イニング1失点という結果に不満はない。ただ、その野上も含め、救援陣は次々と登板直後に打たれている。1点も取られたくない気持ちは分かるが、その意識が強くて際どいコースを狙いすぎ、カウントを悪くしてしまった。
 正直、台所事情は苦しいと思う。しかし、投手陣の不安が野手にも伝染して、投打のバランスが崩れるのが最も怖いパターン。投手は1点を惜しまずにどれだけ打者を攻めていけるか、大胆になれるか。立ち直るには、そこが一番のポイントだろう。
 一方、攻撃陣では評価できる点があった。2点を追う9回。何としても出塁して後の打者につなげたい場面で、若林と重信が2ストライクまでよく「我慢」していた。昔の強かった巨人には、この「我慢」があったんだよね。結果にはつながらなかったけど、この2人の打撃は評価したい。(本紙評論家)

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